ホラーゲームの中でもっとも怖いと言われるサイレントヒル2より象徴ともいえるレッドピラミッドシングが待望のフィギュア化!

多くのホラーゲームファンから静岡と呼ばれて親しまれるサイレントヒルですが、すでに20年以上の歴史があり、長きに渡ってホラゲプレイヤーを楽しませて怖がらせてきたものです。
日本でも多くのプレイヤーがサイレントヒルをプレイしてきましたが、それ以上に海外の人気はすさまじく海外の有名なゲームサイトで行われた最も怖いゲームランキングでも1位を獲得しているほどの怖さっぷりです。
サイレントヒルの世界では、主人公が迷い込んだゴーストタウンで表世界と裏世界を行ったり来たりしながら目的を達成していくのですが、その過程では数々の異形のクリーチャーが恐怖を煽ります。
そのクリーチャーの中でもサイレントヒルの象徴とも言えるのが、ピラミッドヘッドや△様とファンから呼ばれているレッドピラミッドシングですよね。
サイレントヒル2で初登場してからその禍々しい存在感や見た目からファンの間でも話題になっており、ゲームに登場する最も恐ろしいクリーチャーランキング1位にも選ばれているのです。
つまりレッドピラミッドシングは一番怖いゲームの一番怖いモンスターというわけですね。
そんなおどろおどろしいレッドピラミッドシングが非常にリアルなスタチューとして立体化されることが決まりましたので、ご紹介していきたいと思います。

ホラーゲームの中でもっとも怖いと言われるサイレントヒル2より象徴ともいえるレッドピラミッドシングが待望のフィギュア化!

ゲームで見せた禍々しい雰囲気とおぞましい見た目を再現

ゲームだけでなくサイレントヒルの映画でも恐怖をもたらしたレッドピラミッドシングですが、今回Geccoというメーカーが手掛けており、その質感や造形はゲームで見る以上のものになっています。
Geccoは大手のようなメジャーさはありませんが、自分が欲しいものを徹底的にこだわるといったポリシーがあり、それがフィギュアのクオリティにも現れるようなハイレベルな作品をたくさん作り出しています。
立体となったレッドピラミッドシングは飛び散った血や錆で表現される裏世界にふさわしい闇の存在を強く反映したような姿をしており、特に三角の形をした兜は錆びと血で赤黒く変色してしまっている様がとてもリアルですよね。
サイレントヒルの世界はただ単に主人公の外部の異変性を描いているよりも人物の内面を反映させているという側面があるので、立体化したレッドピラミッドシングを見るといかに内面が歪んでいるかが見て取れますね。
ホラーゲームの世界が好きな方にとっては作りこまれたクリーチャーの存在は本当にサイレントヒルの世界に入ったかのようなリアルさを感じることができてたまらないですね。

今回Geccoというメーカーが手掛けており、その質感や造形はゲームで見る以上のものになっています

今回のレッドピラミッドシングのフィギュアはゲーム内に登場する異形をさらにブラッシュアップさせており、人間とは違う異形としての無機質さとまるで呼吸をして生きているかのような生物としての生を感じさせる造りになっています。
三角頭のクリーチャーは映画やシリーズでそれぞれ少しずつ造形が異なっている部分があり、初代のサイレントヒル2ではこの三角兜の下にはみっちりと人肉が詰まっており、後ろからその肉がはみ出ていたりするんですよね。
今回の立体化では人肉ではなく呼吸をするための袋のようなものになっており、グロテスクな要素は多少軽減しているように感じますね。
しかし何度も主人公ジェイムスの前に立ちはだかり、苦しめたレッドピラミッドシングの強靭な肉体と不死身ゆえの強烈な圧迫感をここまで造形で表現するのはさすがのGeccoの実力ですね。

人間とは違う異形としての無機質さとまるで呼吸をして生きているかのような生物としての生を感じさせる造り

秘密のギミックを搭載したり、これまで以上の彩色技術を導入したりと数々の細工で忠実にサイレントヒルの世界観を演出した今回の作品ですが、注目すべきは台座まで細かいこわだりが感じられます。
ジェイムスの自らを罰してほしいという願望が形になったと言われているレッドピラミッドシングは、サイレントヒルの歴史資料館に飾られている絵画に描かれた死刑執行人の姿をかたどってこの形になりました。
死刑執行人というだけあって台座は処刑台を表現しており、血にも思えるような汚れが何人も処刑してきたことを思わせる肝が冷えるような表現になっています。

血にも思えるような汚れが何人も処刑してきたことを思わせる肝が冷えるような表現

レッドピラミッドシングの最も印象的なシーンといえば主人公ジェイムスがこの異形は自分の願望が作り出していることに気づいたとき、ホテルでの最終決戦が行われたシーンだと思います。
ホテルでは二体のレッドピラミッドシングが出現しジェイムズと対峙することになりますが、このフィギュアも台座が連結するような仕組みになっているので、最終決戦で見たシーンをそのまま再現することが可能です。
自身の等身以上にある鋭い槍を携えたレッドピラミッドシングが並んでいる様の迫力は相当なもので、サイレントヒルの世界観が好きな方にはぜひ味わってもらいたい光景でもあります。
サイレントヒルのゲームは他のホラーゲームと違い、ほぼ休みなく緊張感が与えられプレイヤーに不安や恐怖を与え続けるものですが、そんな世界観を自宅でも味わいたい方に今回のレッドピラミッドシングのフィギュアは造形面も彩色面もこれほどない完成度を到達しています。
ぜひサイレントヒルのゲームの恐怖とともにレッドピラミッドシングの迫力も一緒に味わってみてほしいと思います。

今回のレッドピラミッドシングのフィギュアは造形面も彩色面もこれほどない完成度を到達

商品データ

SLENT HILL2 / 霧の日、裁きの跡 ー レッドピラミッドシング ー 1/6スケール スタチュー

  • メーカー Gecco
  • サイズ 全高約340mm
  • 素材 ABS/PVC
  • 著作権表記 ©Konami Digital Entertainment
  • 原型制作 赤尾慎也(HEADLONG)
  • スケール 1/6
  • JAN 4580744650632