ホンダ NSX GT2 “チーム国光” ルマン24時間 1996 No,75
商品説明
【車両解説】
1990年、ホンダの持てる技術を可能な限り盛り込んだスーパー・スポーツ、NSXがデビューしました。同車は1997年にM/Tのエンジン排気量を拡大したマイナーチェンジを挟んで前期型(NA1)と後期型(NA2)に大別されますが、外観上では2001年12月に旧来のリトラクタブル式ヘッドライトが固定式に改められたことが最大の変化となります。
途中、サーキット・ユースを前提に入れた硬派モデルのNSXタイプR(1992年)、NSX-R(2002年)などを加えながら2005年末まで生産が続く長寿モデルとなりました。
1992年のNSXタイプRの追加を機に種々のレースに出場、中でも1994~1996年の3度に亘る、ル・マン24時間レースへの挑戦はハイライトになっています。
1994年には市販車ベースのGT2へ3台のNSXがエントリーし全車完走。翌1995年にはエンジンを縦置きに改造したGT1に2台、前年に引き続きGT2に2台がエントリーし、うち『チーム国光』駆るGT2の車両がクラス優勝という快挙を成し遂げています。1996年は『チーム国光』がGT2に単独エントリーし、グリッド最後列のスタートから、24時間後にはクラス3位に入る追い上げを見せました。
弊社ではNSXをベースにしたGT2車両のモデル化に力を入れていますが、今回は初めて1996年仕様をリリースいたします。1994年と1995年は赤基調のカラーリングのマシーンが大半を占めていますが、1996年は鮮やかなブルー基調のレイブリックカラーへと衣装替え、ヘッドライトは固定式に変更を受けています。また、1996年のル・マン参戦車両は右回りのサルテサーキットにおいて、重量配分的にコーナーのイン側にドライバーが乗った方が安定するという判断から、NSXのGT2車両の中で唯一の右ハンドルとなっていることも特徴となっています。
【モデル解説】
今回の1996年ル・マン24時間仕様も『ホンダ コレクションホール』に所蔵される実車の3Dスキャンを行い、他のNSX-GT2車両との違いを徹底的にリサーチし、また現仕様(鈴鹿1000km耐久レース)とは異なる箇所は過去の資料に基づいて変更を行いました。
1996年ル・マン24時間仕様ならではの固定式ヘッドライトや、NSX-GT2車両唯一の右ハンドル車であることの他、SSR製の10本スポークホイールなど、細部に至るまで徹底再現を試みています。
ホイールはリム部に真円性と質感に優れたアルミ削り出しパーツ、繊細なスポーク部分には真鍮切削原型をホワイトメタル鋳造部品に置き換えた部品を組み合わせています。
前述した右ハンドルのインテリアの他、リアウィンドウ越しに覗くエンジン吸気パーツ類など、目に見える部分はリアリティと立体感に拘って造形しております。
特徴的なレイブリックのスポンサードカラーで仕上げられたボディカウルは、ほぼ全面に亘ってデカールを貼り込み、仕上げにクリアコーティングを幾層も重ねた上で、1台1台手作業で研磨作業を行って鏡面仕上げとしています。
NSXのル・マン24時間チャレンジの最終章を飾ったメモリアルなマシーン、故・高橋国光氏の力走が蘇る1台を是非貴方のNSXコレクションに仲間入りさせてください。
※材質 : レジン製ボディ、ホワイトメタルパーツ、エッチングパーツ、アルミ製挽き物パーツ
商品スペック
- メーカー
- メイクアップ(MAKE UP)
- 品番
- VM238
- スケール
- 1/43
- JAN
- 4570104427776
備考
※画像はサンプル及びイメージです。実際に販売される製品とは細部が異なる場合がございますので、予めご了承下さい。
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