78024 1/350 日本海軍重巡洋艦 利根
商品説明
【主砲の集中配置が生んだ歴戦の重巡】
日本海軍が建造した最後の重巡洋艦、利根型。2隻が建造された利根型の中でも、1番艦として昭和13年11月に竣工したのが利根です。主砲である20.3cm連装砲4基をすべて艦の前部に集中配置し、後部には水上偵察機を最大6機搭載できる設備を持つという、砲戦能力と索敵能力を両立させた、当時としては画期的なレイアウトが特徴でした。しかも合理的な船体設計により最大35ノットの高速力と長大な航続距離を実現。優れた索敵能力と機動性が着目され、姉妹艦の筑摩とともに空母機動部隊に編入されました。昭和16年12月に太平洋戦争が勃発すると、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦、マリアナ沖海戦などで艦隊の眼として奮戦。また昭和19年10月のレイテ沖海戦では栗田艦隊の先陣を切って米護衛空母ガンビア・ベイの撃沈に貢献しました。その後、海軍兵学校の練習艦として呉に停泊中の昭和20年3月、米艦載機の空襲により破損。同年7月に江田島湾で再び爆撃を受け、大破着底して終戦を迎えたのです。
商品スペック
- メーカー
- タミヤ(TAMIYA)
- 品番
- 78024
- スケール
- 1/350
- JAN
- 4950344780242
備考
【利根主要要目】
●基準排水量:11,200トン●全長:201.6m●出力:152,000馬力●速力:35ノット●兵装:20.3cm連装砲4基、12.7cm連装高角砲4基、61cm3連装魚雷発射管4基、25mm3連装機銃8基、25mm連装機銃4基、25mm単装機銃●艦載機:零式水上偵察機
【模型要目】
日本重巡洋艦利根のプラスチックモデル組立てキットです。★1/350スケール、全長576mm、全幅71mm。機能美の集大成といわれる精悍な姿を余すことなくモデル化。★対空機銃やレーダーなどが増強された昭和19年10月のレイテ沖海戦時を再現。★船体は上部を左右分割式、下部を一体成形として、スマートなフォルムを実感豊かに立体化。★船体や甲板など大きな部品は補強フレームパーツにビス止めすることで確実に組立てられます。★主砲塔はパネルラインに加え、放熱スリットまで繊細なモールドで表現。砲身は通常時と発射時を選べます。★コンパクトな艦橋構造物やV字型に設置された缶室吸気路、独特な誘導煙突も細部まで忠実に再現。★船体後部も艦載機の運搬レールや旋回盤、艦載機移送スロープ、大型クレーンなど精密感あふれる仕上がり。★前後マストなどは折れにくいABS樹脂を採用。★艦橋窓と探照燈のレンズは透明パーツ。★アンカーチェーンとプロペラシャフトはリアルな金属製。★艦載機として零式水上偵察機をセット。飛行状態で展示できるスタンドも付属。★メタル調の銘板シール付き展示台座を用意。
写真はキットを組み立て、塗装したものです
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