アニメシリーズで観たエヴァンゲリオン初号機の暴走モードは本物だったか?海洋堂ARTPLAシリーズで再現された肉感ある最恐の凶戦士「SCULPTURE WORKS エヴァンゲリオン初号機“暴走”」が再販決定!

「SCULPTURE WORKS エヴァンゲリオン初号機“暴走”」は、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の第弐話「見知らぬ天井」での初号機の暴走シーンを立体化した海洋堂ARTPLAシリーズのプラモデル!この度、再販が決定しました!

初号機の”暴走”シーンについて

碇シンジはエヴァンゲリオン初号機に乗り、第三使徒サキエルと戦う。しかし、初陣のため、うまく操縦できずに初号機は活動停止。制御不能に陥り”暴走”状態となる。

初号機はサキエルのATフィールドを破り、ロボットとは思えない野性味のある動きで使徒サキエルのコアに向かって集中的に攻撃を浴びせ、圧倒する。使徒サキエルは追い詰められると、初号機に巻き付き自爆するが、爆炎を背に初号機は帰還する。

原型制作:松村しのぶ 氏

昨年2024年に「文化長官表彰」を授与された生物造型の第一人者。あらゆる生き物への深い造詣を持つ造形作家である松村しのぶ氏がこの野性味あふれるARTPLAシリーズ「SCULPTURE WORKSエヴァンゲリオン初号機”暴走”」の原型を担当。初号機のポージングが醸し出す佇まい、筋肉のしなやかさには生物らしさが遺憾なく発揮されています。

SCULPTURE WORKS エヴァンゲリオン初号機“暴走”

では、プラモデルを見ていきましょう!

エヴァンゲリオン初号機“暴走” 全身正面

どうですか、この立ち姿…。
普通に見えるのに、何かわからない緊張感がある。

膝関節や股関節には、筋肉繊維のようなものが見えて、より生き物感を感じさせてくれます。
そして、サキエルによって装甲を貫かれ剝き出しになった目は、このプラモデルの英訳「BERSERK」にふさわしい”狂った眼差し”が見事に表現されています。

エヴァンゲリオン初号機“暴走” 胸部

装甲を剥がすと、大胸筋があらわになり、より生物間と不気味さが増します。
エヴァンゲリオンはあくまで装甲で制御されている「生物」だとわからせてくれます。

エヴァンゲリオン初号機“暴走” サキエルの腕を持つ手

左手に持つのはサキエルの腕。アニメで確かに戦いの途中でサキエルの腕をへし折り、ちぎるのですが、手に持っているシーンは描写されていません。でも、この一瞬あっただろうシーンを想像して、盛り込んでくるアイデアは凄いですね…。そしてそのサキエルの腕を握るのは、まるで人間のような肌色の手なんですね。

サキエル台座

サキエルのコアの周りも劇中より肉感がマシマシとなっております!
踏みつけられているサキエルの台座があるから、このプラモデルはすごく収まりが良くなっているんですよね!

エヴァンゲリオン初号機“暴走” 素組み

エヴァンゲリオン初号機“暴走” 素組み

塗装しなくてもこんなにカッコイイんだよ…。
むしろ色塗らずに造形を味わい尽くすのが、正解かもしれない…。

まとめ

劇中ではここまで肉感のある初号機は描かれなかったが、もしかしたらアニメの特性や技術的側面の制限があり「描けなかった」のかもしれない。庵野秀明企画・脚本の「巨神兵東京に現る」を観ると、巨神兵は生物的であり、エヴァンゲリオンを想起させられる。

このプラモデルの造形こそがアニメ第弐話の中にいたエヴァンゲリオン初号機なのかもしれない。

海洋堂のARTPLA「SCULPTURE WORKS エヴァンゲリオン初号機“暴走”」は、エヴァファン・海洋堂ファンであれば間違いなく手に取るべき大傑作プラモデル!初号機の暴走という衝撃的なシーンを、あえて劇中にないシーンを創造して再現することで、立体造形における狂戦士「初号機」を実現しています。

今回の「SCULPTURE WORKS エヴァンゲリオン初号機“暴走”(2025年再販)」は2025年8月の再販を予定。予約締切は2025年5月21日となっております。

次の再販タイミングを待つのは愚行!今すぐ予約しましょう!

商品データ

SCULPTURE WORKS エヴァンゲリオン初号機“暴走”(2025年再販)

  • メーカー 海洋堂
  • 著作権表記©カラー
  • サイズ 全高約230mm
  • スケール ノンスケール
  • JAN 4537807190543