【初心者向け】過去に合わせ目消しを失敗した男が再チャレンジ!合わせ目消し成功のためのポイント!
まだ4つしかプラモデルを作ったことがない筆者です。
「合わせ目消し」をやってみて失敗した方orやったことがない方は必見!
私が過去になぜ失敗したのかを検証し、今回成功した理由をお伝えします。
「合わせ目」は筆塗りで丁寧に塗っていけばいくほど、気になります。
過去に合わせ目消しをしてうまくいかなかったので、そのまま組んでいました。
ですが、モデラ―の方々の合わせ目消し動画を見ると「私のやり方と違う…。」と明確にわかり今回再チャレンジを決めました。
先週は下記のきれいな下地をつくるための記事をアップしましたが、きれいな下地の前に合わせ目のない綺麗なパーツも重要です。
前回の記事はこちら▽
【使用レビュー】筆塗りの一歩先!「エアブラシを使いたいけどハードルが高い」という方には、ガイアノーツ「EP-01イージーペインター 80ml」がオススメ!
https://tsurumai-hobby.jp/contents/easypainter-4571180831013-review.html
合わせ目のない綺麗なパーツを作るのは少し面倒に思えます。しかし、パーツを磨き境目がツルツルになればその気持ちよさに毎回やらずにはいられなくなる!意外と楽しい合わせ目消しをやっていきましょう!
【今回使用した商品】
・タミヤセメント(液体接着剤) 40ml
https://tsurumai-hobby.jp/item/4950344071234
・タミヤセメント(流し込みタイプ)
https://tsurumai-hobby.jp/item/4950344071258
・Mr.セメントS(流し込みタイプ)丸ビン40cc
https://tsurumai-hobby.jp/item/4973028734003
・GH-KS10-A3A 神ヤス!10mm厚 3種類セットA
https://tsurumai-hobby.jp/item/4562349872466
・GH-KS10-A3B 神ヤス!10mm厚 3種類セットB
https://tsurumai-hobby.jp/item/4562349872473
※ニッパーやデザインナイフはお持ちかと思いますので、今回は省略しています。
ニッパーはこちらから▽
https://tsurumai-hobby.jp/category/nippers_nippers
デザインナイフはこちらから▽
https://tsurumai-hobby.jp/category/nippers_knife
パーツを接着する
はい、今回はこの3つの接着剤で試してみます。
【タミヤセメント(液体接着剤)】
塗っていきます。
【ここでポイント!】
ひたひたに接着剤を塗ります。
付属の刷毛の接着剤を一回瓶の側面で落としてから塗っています。
はい、これぐらいひたひたです。反対のパーツの面にもひたひたに塗り、パーツを合わせます。
ちょっと見ずらいかもしれませんが接着剤がはみ出ている状態です。
このまま2日成功を祈りながら放置します。
【タミヤセメント(流し込みタイプ)
【流し込みタイプを使うときの注意点】
合わせるパーツとパーツの間に少し隙間をつくってから流し込むこと
これを守ってください。
どれぐらいの隙間なの?となると思いますが、説明書2枚分の厚さの隙間です。
こんな感じで実際に挟んでみてください。
これぐらいの隙間です!
タミヤセメント(流し込みタイプ)を流し込んでいきます。
塗料は瓶の淵で落とさずにそのまま流し込んでいきました。
【ここでポイント!】
流し込みは1回ではなく2回流し込むこと
以前、私が流し込みをして合わせ目消しをしたとき接着剤の量が十分でなかったのが失敗の原因の一つではないかと思われます。
こちら接着剤を流し込み後に隙間をなくすようにパーツを合わせました。
見づらいですが接着剤がブニュっと外側に出てきています。
この状態で放置。
【Mr.セメントS(流し込みタイプ)】
先ほどのタミヤセメント(流し込みタイプ)同様に隙間をつくって流し込んでいきます。
同じく放置
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~2日後~
これだけ時間を置けば、接着剤は完全に固まったでしょう!
パーツをヤスリがけする
ゴッドハンド「神ヤス10mm厚」の#400~#1000で磨いていきます。
【「タミヤセメント(液体接着剤)」を使ったパーツを磨く】
#400で磨いていきます!
磨いていく!シュッ!シュッ!シュッ!
ふう、こんなもんか
(またしても見づらいのですが)
合わせ目が消えている!
やったぞ!俺はやったぞ!
#400だけで合わせ目は消せますが磨いた部分が白くなるので#600~#1000をかけていきます。
#600!
#800!!
#1000!!!
さてどうでしょう…。
はい!まわりの部分になじみました。
ああーヤスリがけたのしいー
【タミヤセメント(流し込みタイプ)を使ったパーツを磨く】
ヤスリがけ前
ヤスリがけ後
こちらもうまくいきました!すばらしい!
【Mr.セメントS(流し込みタイプ)を使ったパーツを磨く】
続いて最後です。
おりゃー
#400をかけた後のパーツ
見ての通り失敗です。合わせ目が一部消えてますが、そのほかはくっきりと白い線が出ていますね。
やってしまった…。
これは決して接着剤が悪いわけではないです。
このパーツはぴったりと接着する際にかなり力を入れてギュウウと接着する必要がありました。おそらく接着乾燥を待つ間にパーツが開いてきてしまったのでしょう。
こうならない対策としては、パーツを合わせた後に開いてこないように万力などで固定する必要がありました。
迂闊でしたが、よい教訓となりました。
まとめ
合わせ目消しで重要なポイントは
1、しっかり多めに接着剤を塗るor流し込む
2、乾燥を待つ間パーツとパーツがしっかりと密着している(パーツが開きそうなものは開かないように固定orパーツを削って密着するように調整)
3、接着してから乾燥のため2日ほど時間をおく。
この3つを守れば成功率は高いかと思います。
塗料を3つ試しましたが、どれも効果を発揮してくれたのでご自身の普段使用されているもので問題ないかと思います。
合わせ目消し未体験の方はぜひやってみてください!ヤスリ掛けは癖になりますよ!