【使用レビュー】筆塗りの一歩先!「エアブラシを使いたいけどハードルが高い」という方には、ガイアノーツ「EP-01イージーペインター 80ml」がオススメ!
まだ3つしかプラモデルを作ったことがない筆者です。
これまで筆塗りでどの作品も仕上げてきました。
筆塗りをもっと上達して、機械の褪せた感じが出したい!と思い
憧れのプロモデラー清水圭さんの「清水圭:水性塗料 筆塗りテクニック マスターファイル」を手に取りました。
そこで私は面食らいました。
「筆塗りに大切なのは、きれいな下地。メガサフヘヴィを吹き付けました。」
吹き付ける???????
筆だけじゃダメなんですか…。ハードルがグンっと上がりました。
そんなとき見つけたのがこのガイアノーツ「EP-01イージーペインター 80ml」でした。
私が「吹き付ける」という行為をしたのは仕上げのトップコートしかなく、どの程度の設備が必要なのかわかりませんでしたが、簡単な設備で比較的安価にそろえることができました!(※2024年11月14日時点 6,161円+送料)
【必要なもの】
・EP-01イージーペインター 80ml
・ビーバーオリジナル 塗装ボックス
・NP001メカサフへヴィ 50ml
・T-07M モデレイト プラス【中】 500ml
・T-04M ツールウォッシュ【中】 500ml
・マスク 2pcs(ミネシマ)
※塗装途中でのガス切れが不安な方はイージーペインター予備の
「EP-02スペアカートリッジ 80ml×2本」
を合わせて購入されることをおすすめします。
※ペイントステーションや持ち手棒、スポイト等基本的な道具は筆塗りされる方はすでにお持ちかと思いますので、今回は省略しています。
ペイントステーションや持ち手棒はこちら
スポイトや調色スティックはこちら
では、さっそく開封します!
イージーペインター本体(LPG 80ml) に、専用ボトル、計量カップ、スペアチューブが付属しています。
塗装ボックスを組み立てました。説明書が付属してますので5分ほどで簡単に組み立てられました。
では、次に塗料を準備します。
では、塗料を作っていきます。
今回は「メガサフヘヴィ5ml」「T-07M5ml」の1:1の割合で試してみます!
※メガサフヘヴィは調色スティックでよくかき混ぜてからカップに入れてください。
※必ず換気のよいお部屋または屋外で行ってください。
軽量カップに塗料と溶液を入れた後も、調色スティックでよく混ぜておきます。
専用ボトルに移します。
写真見づらいですが、10mlでボトルの6分目ぐらいまで入っています。ボトル容量の7分までが上限なので、塗料と溶液合わせて10mlを入れるとちょうどいいです。
軽く3~4回空吹きをします。
それでは吹いていきます。
決して、シューっと長吹きせずに、細かくシュッシュッシュッと吹いていきます。
スプレー缶は動かさず、持ち手を動かしてパーツを回転させてムラなく塗っていきます。
一度で塗ろうと思わず、何度も吹いて薄く塗り重ねていくイメージです。
塗り終わった後はこんな感じです。
はい、きれいな下地ができました!光沢のある感じに見えますが、マットな仕上がりです。
私のプラモにも吹いてみました。
ハセガワのマシ―ネンクリーガー「ハンマーナイト」にメガサフヘヴィを吹いた状態。
(※当店取り扱いはございません。)
下地吹いただけでも、手作り感や安っぽさがなくなって重厚感がでます。
無機質な一色塗りは純粋にプラモデルの造形を楽しめますし、眺めていると「もうこれで完成でいいんじゃないか」という気持ちさえ湧いていきます。
ただ入り組んだパーツになるとどうしても色が乗らない部分が出てきます。気になる方は1日おいて2度吹きをしましょう。
※私はズボラなので塗れていない部分は筆塗りをしてごまかします。
吹いた後はしっかり清掃もしましょう。
専用ボトル内に残った溶液は新聞紙やティッシュに吸わせます。
空のボトルも少し塗料がついているので、ツールウオッシュを少量(3ml程度)入れ、画像のようにティッシュで蓋をして振ります。
中の溶剤を出した後、色が残っていなければ完了です。
チューブや吹き口も汚れています。ツールウォッシュを染み込ませたティッシュでふき取りましょう。
【まとめ】
筆塗りで広い面積をムラなく塗るのってすごく大変です。
「スプレーで吹く」という選択肢が加わることで、広い面積を短時間で塗れて、筆塗のための綺麗な下地を手に入れることができます。プラモの表現の幅もドっと広がるのではないのでしょうか。
筆塗り民のみなさん!ぜひ「EP-01イージーペインター 80ml」をご自分のプラモで試して美しい下地を手に入れてください。