あの名画をアクションフィギュア化!?三次元立体化で「モナ・リザ」を理解する!『テーブル美術館 figma「レオナルド・ダ・ヴィンチ作 モナ・リザ 」』が再登場!
誰もが知っている名画。
まず思い浮かべるのは「モナ・リザ」でしょう。
その名画をなんと!アクションフィギュアにしてしまったものが『テーブル美術館 figma「レオナルド・ダ・ヴィンチ作 モナ・リザ 」』です。
これにはきっと作者のレオナルド・ダ・ヴィンチも頭を抱えているでしょう…。
モナ・リザとレオナルド・ダ・ヴィンチ
レオナルド・ダ・ヴィンチは万能の天才で、画家、彫刻家、建築家、科学者、発明家としても知られています。しかし、彼は遅筆で現存している完成作品はわずかです。
その数少ない作品の中で死の間際まで手を加え続けたといわれる作品が「モナ・リザ」です。
「スフマート」と呼ばれる光と影の微妙なグラデーションで輪郭を表現する柔らかな描写が特徴的で、背景にはレオナルドの得意とした空気遠近法が使用されています。
絵画という二次元表現の中で三次元空間を表現することを追求した作品。
「モナ・リザ」は天才レオナルド・ダ・ヴィンチの芸術的探究と技術が昇華された作品であるがゆえに名画と呼ばれるのです。
テーブル美術館 figma「レオナルド・ダ・ヴィンチ作 モナ・リザ 」
「モナ・リザ」の作品としての素晴らしさは人物の微妙な表情(微笑)や、「スフマート」で描くことではっきり描写さない輪郭といった「あいまいさ」ではないかと考えているわけですが…。
このfigma「レオナルド・ダ・ヴィンチ作 モナ・リザ 」は輪郭があるとかないとかではなく、立体造形としてもう飛び出ちゃってます。
立体にすること=あいまいさを失くすこと
なので元の絵画を知れば知るほどできない発想です。
ではフィギュアを見ていきましょう。
すでに違和感が…。
二次元空間から飛び出しているにもかかわらず、二次元のフリをしている「モナ・リザ」ですね。
左腕を置いているのは椅子だったんですねー絵画では目立たなかったものが、立体化するとはっきりとわかります。
ハンドジェスチャーをされてしまうともう意志をもった人間ですね。
翻ってみると、私が絵画の「モナ・リザ」を人間ではない神秘的な存在だと感じていたことに気が付きます。
額縁からも飛び出して、自由を得た「モナ・リザ」。
なぜか私もすがすがしい気分になります。
描かれていない下半身も独自解釈で立体化したそうです。違和感がまったくない!
まとめ
名画である「モナ・リザ」をアクションフィギュアにすることがまずすごいことです!
テーブル美術館のほかの作品とコラボするとさらに面白いシチュエーションを生み出せるかも!とワクワクします。
そして、絵画という二次元のものを三次元化することで生まれる「奇妙さ」。
なぜ奇妙なのかを考えていくと、私が「モナ・リザ」をどう見ていたか、モナ・リザがなぜ名画なのかがよくわかりました。
テーブル美術館 figma「レオナルド・ダ・ヴィンチ作 モナ・リザ 」はアクションフィギュアという玩具です。
ただ意図するかせざるかはわからないですが、独立した現代アート作品にも私は感じられました。
今回のテーブル美術館 figma「レオナルド・ダ・ヴィンチ作 モナ・リザ 」は2026年3月の再販を予定。予約締切は2025年8月15日となっております。
ぜひご自宅に小さな現代アート作品を飾ってみてはいかがでしょうか。