レーション(カロリーメイト)片手に作れるほど甘くないプラモ!もし失敗したならイシイを思い出せ『1/35 少女終末旅行 ケッテンクラート w/チト&ユーリ』再販決定!
※この商品は接着剤を使用した組み立て、塗装が必要な商品です。
「少女終末旅行」は終末後の世界を、2人の少女(チトとユーリ)がケッテンクラートに乗って旅するポストアポカリプス作品。
人間はほぼ死に絶えた終末後に、インフラだけが残っており2人は時代の遺構や人に出会い旅をしていく。
文化もほとんど継承されていない世界なので、2人のやりとりがとにかく新鮮!
「もしかするとこれは音楽ってやつかもしれない」
「音の高低とリズムがあってそれが連なるものらしい」
その2人の純粋さに会話は自然と哲学性を帯びていきます。
「わからないものを見たら知りたいと思ったりずっと遠くに行ってみたいと思ったり…」
「人間の本能ってやつなんだろうか」「きっとそういう時代もあったんだよ」
「争いや食べ物のためだけじゃなくて好奇心を形にするために時間を使えるような…」
ああ…。現在の私たちは毎日の争いや食べ物のことを必死に考えずともプラモを組める。そんな私たちに宛てられた言葉のようにも思えます。
チトとユーリとともにこの作品の主人公格といってもいいのが「ケッテンクラート」。
こういう世界を旅するもので「乗り物」は特別なキャラクター性を帯びます。スターウォーズのミレニアムファルコンがその代表例ですよね。
今回のプラモデルはこのケッテンクラートとともにチトとユーリのフィギュアが付属します。(※すべて未塗装)
で、問題はこのスケールなんですが…1/35!なんとチトとユーリは全高約4.5cm!
瞳は高品質のデカールが付いているとのことですが、いやこのサイズのフィギュアにデカールを貼るとなるとこわいですね。
ケッテンクラートです。こいつが2人の旅を支えました。
ドラゴンモデルズのキットをベースに「少女終末旅行」特別仕様になっているそうです。
ドラム缶やリュック、細かなディテールに2人の旅の気配を感じ取ることができます。
チトとユーリ。
チトが真面目な話をして、ユーリがそれを茶化しているのかもしれません。
このプラモをしっかり作りあげれば、こんな出来に。
まるで2人の旅のワンシーンを切り取ったようですね。
このプラモはすこし作るのが難しいかもしれません…。失敗する可能性もあります。
しかし、そんなときは飛行機を自ら設計して飛ばそうとした「イシイ」を思い出しましょう。
彼女はとてつもない時間を飛行機を作る時間に割いたに違いありません。それでも飛行機は墜落してしまった。
チトとユーリの瞳デカールをミスったときはイシイを見習って
「…でもまあ失敗してみれば…気楽なもんだな」と笑い、レーション(カロリーメイト)でも食べましょう。
あなたも作品世界の一員です。
最後失敗に終わることも「少女終末旅行」らしいのではないでしょうか。
…私は絶対に失敗したくないので2個買うことをおすすめしますが…。
今回の「1/35 少女終末旅行 ケッテンクラート w/チト&ユーリ」プラモデルは2024年12月再販を予定!予約締切は2024年11月25日です。
では、少女終末旅行 ケッテンクラートの発売日までにカロリーメイトを買って備蓄しておきましょう!
商品データ
- メーカー プラッツ(PLATZ)
- 著作権表記Ⓒつくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会
- サイズ 全長 約85mm
- スケール 1/35
- JAN 4545782046632