【レビュー】カップの洗浄不要で使えるエアブラシ/ウォッシュフリーエアブラシ(DSPIAE)
何ですって!?
カップの洗浄不要で使用できるエアブラシがあるんですって!?
というわけで、今回は「ウォッシュフリーエアブラシ(DSPIAE)」を実際に使用してみました。私はメインが筆塗りでエアブラシはサフやトップコートにのみ使用することが多いのですが、いつも作業に移るのに気合が要ります。というのもエアブラシの使用後のクリーニングが面倒だからです。
塗料と薄め液を混ぜ合わるために使用した軽量カップ、エアブラシのカップに残った塗料をふき取り、そしてカップの方はさらにツールクリーナーでうがい、そのうがいした溶剤を吹いて出す。正直、めんどくさいです…。

そんな面倒くさい作業から解き放ってくれるのがウォッシュフリーエアブラシ。この商品はプレミックス塗料という希釈済みの塗料(別売り)を展開しており、塗料ボトルを付け替えるだけで吹く色を変えられるんですよ。
ウォッシュフリーエアブラシを吹く準備をする
まずは塗料ボトルのセッティング。
塗料のフタを取り外し、専用のフタに取り換えます。

▼フタの上部を取り外し、ニードルをセット。

▼フタの上部を元に戻します。

ここで一つ重要なポイントです!
エアブラシ塗装前に塗料をしっかりとかき混ぜておきましょう。希釈済みなので容器を振るだけでOKかなと思っていましたが、顔料が沈殿しやすいようです。塗装前はかならず調色スティックなどで底からしっかりかき混ぜてあげましょう。

塗料ボトルの準備ができたので、これをエアブラシ本体に取り付けます。
ニードルがエアーの吹き出し口の中央にくるようにセットします。

今回の商品はエアブラシ本体のみなので、コンプレッサーは別途用意する必要があります。普段お使いのコンプレッサーをご使用ください。
▼私はこちらの「メテオ2」を使用しました。

▼エアブラシにエアホースを接続しました。これで準備完了です。

ウォッシュフリーエアブラシで実際に塗装してみる
では塗装してみます!
「…あれ?…塗料が出ない。」
こうなる原因はいくつかあります。
1.塗料がニードルまで吸い上げられてきていない。
少し時間を置いたり、塗料ボトルを傾けるとニードルから吸い上げられようようになります。
2.ニードルと吹き出し口の位置がずれている。
微調整をすることで出るようになります。しっかりと出るスイートスポットがあるので、調整して吹いてを繰り返してみてください。
3.塗料を攪拌していない。
塗装前にしっかりと塗料をかき混ぜましょう。顔料が分離した溶液だけが吹き出ていることがあります。
ニードルの位置の調整と言われると結構クセの強い道具なのかな?と思う方もいらっしゃるかと思いますが…いくら調整しても塗料が出ないということはなく比較的簡単に塗料が出るスポットに調整ができました。
塗装してみると、美しい塗面になりました。

▼発色もご覧の通り、黄色もこんなにきれいに発色するんですよ。

塗膜はどうなの?というところですが…。塗膜強いです。
乾燥すると爪でひっかいてもプラ地が露出することはなく、ひっかき跡も目立ちません。

塗料ボトルに付けるニードルには0.3口径と0.5口径の2種類があります。
一般的なエアブラシと同じで口径が大きいほど吹き出す塗料の量が増えて、塗装面積も広くなります。
▼画像左:0.3口径 右:0.5口径

▼画像上:0.5口径を使用 下:0.3口径を使用

0.5口径→広い面積を均一に塗る
0.3口径→部分的に塗料を乗せる
で使い分けたらよいかと思います。
マーカーでも吹けちゃいます
マーカーホルダーがあるので、こちらをウォッシュフリーエアブラシ本体取り付けると…マーカーでも吹くことができます!

「DSPIAEメタリックカラーマーカー」と「ガンダムマーカー」で試しに吹いてみました。
▼DSPIAEメタリックカラーマーカー

難易度が高いです。かなりマーカーの位置調整に苦労しました。またすぐに吹けなくなりますし吹き付けた塗料がダマになることもありました…あまりオススメはできません。
▼ガンダムマーカー

こちらは少し調整しただけで吹けました。インクの出もよく綺麗に塗れたので、個人的にはガンダムマーカーエアブラシよりも使いやすいと感じました!
まとめ

ウォッシュフリーエアブラシは、パーツの部分塗装やサフ、トップコートによる均一な塗装にはかなりオススメできる商品です。
私のような筆塗りのようにエアブラシをサブで使用する方には持ってこいです。あらかじめ普段使いのサフやトップコートをエアブラシで吹けるように希釈しておけば、作業効率が上がりそう!エアブラシのウォッシュから解放されてみてはいかがでしょうか。
それではまた来週!
