【中級者向け】ファインモールド1/48 帝国海軍 零式艦上戦闘機 五二型 甲(中島製)を作る! 後編

今回は、ついに最終回!
デカールを貼り、チッピング、ウォッシングして仕上げます!

【必要な塗料】
・B602 水性プレミアムトップコートスプレー(半光沢)
・エナメル塗料 X-11 クロムシルバー 光沢 10ml タミヤカラー
・GE-053 煤(すす) 10ml エナメルカラー[74153]
・GE-051 赤サビ 10ml エナメルカラー[74051]
・WC02 Mr.ウェザリングカラ-グランドブラウン
・X-20 エナメル溶剤 10ml タミヤカラー
※筆は筆塗り模型専用チタン平筆1/48用を使用。

…デカールをサクッと貼り終えました。
水性プレミアムトップコートスプレー(半光沢)を吹いて、一日置いて、仕上げ作業に入っていきます。

チッピング

機体の損傷が激しそうな箇所にX-11 クロムシルバーをスポンジチッピングしていきます。

チッピング

いつも少々チッピングしすぎてしまう私です。
塗料が乗りすぎていたり、規則的なスタンピングになってしまった箇所はタミヤ X-20を綿棒に含ませて拭き取ります。

ふき取り

ドライブラシ

零戦五十二型のエンジンの特徴は排気口がでる空気を推進力にすること。
排気口近くの機体に煤(すす)をドライブラシで表現します。
乾いた筆に「GE-053 煤(すす)」 塗料を少しだけ含ませて、筆先で叩くように色を乗せます。

煤(すす)画像

排気口近くは煤汚れを強くして、離れるにつれ弱く乗せる感じです。
排気口から出る煙をイメージしながら塗装しました。

そして、排気口本体には「GE-051 赤サビ」を塗装します。
こちらも塗料を叩くように色を乗せます。

赤サビ画像

スミ入れ塗料でウォッシング

全体の色味をまとめ上げてくれるウォッシング作業です!
「Mr.ウェザリングカラ-グランドブラウン」をよくかき混ぜて使用します。
パネルラインを狙って、描くようにスミ入れしていきます。

     

スミ入れ

そしてタミヤ X-20を綿棒に含ませて拭き取ります。
綿棒は汚れて拭き取れなくなったら、すぐに取り換えてしっかり拭き取ります。

スミ入れ拭き取り

これで全行程完了、完成です!

まとめ

デカール・仕上げ作業はどんどん見栄えがよくなっていくので、楽しいですね!
これまでの苦労が報われるご褒美作業です。
これだけ遊んで、当サイト価格で¥3,500で買えるのだから、かなりお得なのでは…

スミ入れ拭き取り

今回は仕上げまでこなしましたが、塗装なしパチ組で飾るだけでも素晴らしいキットだと思います。
もしかしたらパチ組の方がパーツのシャープさや繊細さはわかりやすいかもしれません。

少しでも「かっこいいな!」と思ったらぜひ買うべきキットだと思います。
最先端の零戦を組んでみてくださいね!

それでは、また来週!

商品データ

1/48 帝国海軍 零式艦上戦闘機 五二型 甲(中島製)

  • メーカー ファインモールド(FineMolds)
  • JAN 4536318491040