TYPE-MOONの代表作「Fate」シリーズよりルーラー、ジャンヌ・ダルクがフィギュアで現界！

Fate/Apocryphaで登場したサーヴァント・ルーラー「ジャンヌ・ダルク」がグッスマのお手頃フィギュアブランドPOP UP PARADEからフィギュア化しました。

Fateは魔術師たちが歴史上の偉人や伝説・伝承の存在である英霊を召喚して、願いを叶えると言われている聖杯の争奪戦である聖杯戦争を行うストーリーです。
PCゲーム「Fate/stay night」が2004年に発売されて以降人気を伸ばし、パラレルワールドに該当する「Fate/EXTRA」及び続編の「CCC」がPSPのゲームで発売されたり、「Fate/stay night」の前日談や本編がアニメ化したり移植されたりとメジャーなジャンルになりました。

ソーシャルゲーム「FGO」もガチャ周りやメンテナンスや周回、会話の最中に突然割り込んでくるワイバーンなど実際プレイしてみるといろいろありましたが大ヒットし、かなり長い間ソシャゲ界隈の覇権として君臨していました。
もともとの型月ファンだけでなく、FGOからFateに入った人も多かったでしょう。当方はハロウィンの礼装目当てに始めました。お店に載せる記事なので言葉を慎みますが当時肌面積の多さで話題になったお母さんの例の礼装です。察してください。

現在もFGOは新シナリオが随時実装されていますし、ライトノベルの「ロード・エルメロイII世の事件簿」も人気で根強いファンの多い老舗ジャンルと言った風情です。
他にもコミックスはもちろん数年前にstay nightが劇場アニメになったり、FGOから舞台やアニメができたりとメディアミックスが盛んにおこなわれています。

ジャンヌが登場するApocryphaはもともとはスピンオフ小説で、「Fate/stay night」から派生した別世界の物語になります。Fateシリーズはパラレルワールドが多く世界設定や作品ごとの関係については有志の解説を見てください。自分はstay nightが原作、あとはだいたいパラレルワールドくらいの雑な認識で嗜んでいます。剪定事象とかは頭が着いていきませんでした。この記事、そのあたりは感覚で読んでください。
本家の聖杯戦争では7人の魔術師と7騎のサーヴァントがバトルロワイアルしますがApocryphaは赤/黒の陣営に分かれて7騎対7騎のチーム・・・まあ、チーム戦となっており、聖杯大戦と呼ばれた規模感の大きい戦いでした。

聖杯戦争に登場するサーヴァント7騎はセイバー・ランサー・アーチャー・ライダー・キャスター・アサシン・バーサーカーが基本になっています。原則この7種しか召喚されません。FGOの感覚はFGOでしか通用しません。
ジャンヌはルーラーですが、これはいわゆる特殊クラス（エクストラクラス）で、聖杯戦争を運営するためのクラスになります。あくまで調停役であり、ルール違反者への対応などがメインの役割です。例外的なクラスで、ジャンヌ自身特殊な現界の仕方をしました。
まあルーラーという役職上、どちらかの陣営、あるいは特定の誰かに肩入れすることはないはずなんですが、

主人公のジークに思いっきり肩入れしました。

こういうと私利私欲に走ったように聞こえますが役割にはちゃんと忠実です。生真面目なキャラなので。
ただちょっと幼い感じの少年に入れ込んだだけで。

また、先述したソーシャルゲームのFGOでは第一章から登場し最初期から最高レアリティの☆5で実装されました。限定キャラではなく恒常のガチャから排出されましたし、福袋などで入手の機会も多かったのでお世話になった人も多いのではないでしょうか。
他のキャラと組み合わせずとも一騎で完結できる性能をしており、とにかく打たれ強く、結構なボス相手に粘り勝ちできました。アーツパのお供でしたね。
さすがに最初期のキャラなので現在の環境では厳しい気もしますがストーリー攻略など使う機会は十分にありますし、育成が比較的容易なので始めたてで入手すれば主力として活躍するでしょう。

また、FGOには水着や零衣などのバリエーションがあります。ジャンヌも水着・零衣両方が実装されています。Apocryphaでも私服学生服エトセトラ、結構な衣装持ちのキャラクターですが、今回のフィギュアはApocryphaなどでお馴染みの最もベーシックな衣装です。

紺～紫系の布地に銀の鎧と金髪でシックな色合いにまとまり、禁欲的な出で立ちのはずなのにニーソ、何がとは言いませんが豊かなでっかさ、いいと思います。生地が引っ張られたり引っかかったことによるシワも作られています。色気はあるのに不健全さは全くないあたりキャラクター性が出ています。しっかり着こんでいますがふとももは出ているし腰はしまっているし女性らしいシルエットです。
FGOの方ではアルトリア顔特性に入っていましたがデザイン上特に関係はありませんし、色使いも似ているとは言えないくらいかと思います。
禁断の鎖拘束系金髪美女たらしめている鎖も存在感があります。

ジャンヌは話口調などは温和な雰囲気ですが、意志が強く「鉄の女」のように言われたりもします。かなりの頑固者です。
思い切りも良く割とスパルタ、そもそも精神力が鋼すぎる。
フィギュアの方も穏やかに微笑んではいますがキリっとした意志を感じさせる表情をしています。

フィギュアなので立体なのは当たり前ですが後ろ髪がなびいている様や斜め下に伸ばした腕が奥行きを作っていて写真映えします。

後ろ姿がいい！スカートの靡かせ方が天才のそれ、今すぐ駆けだしそうに見えます。こういうのを見ると背面に鑑のついているコレクションケースって本当に"わかってる"んだなと思います。

躍動感のあるポーズですが別途支柱が設けられている様子はありません。厳重に作られているとはいえ左足一本で姿勢を維持できるのはすごい。前傾姿勢に見えますがよくバランス取れていますね！
髪も支えとか要らないんですね。

鎧や袖口の模様も細かいのにしっかり再現されています。腰の周りなど金属らしい光沢があるのも嬉しいところ。

以上Fateシリーズからジャンヌ・ダルクの紹介でした。
POP UP PARADEからは黒のセイバー「アストルフォ」や赤の「モードレッド」もリリースされています。今後ジークやオルタが登場したら並べて飾りたいですね。
なお元ネタになったジャンヌダルクも一応紹介しようかなと思いましたが、最近のアニメ・ゲーム好きならみんな知ってそうだったので割愛しました。