初めてのフィギュア作りに挑戦!デフォルメキャラのフィギュアを作ります!【導入編】

毎日サイトの更新をしながら新作のフィギュアにワクワクする日々を送っているのですが、皆さんはこんな悩みを抱えていませんか?
推しのフィギュアだけない。
人気作品の人気キャラならいずれ来るんでしょうが、キャラの多いソシャゲの中堅どころの子にハマるとなかなか希望が持てません。
それ以前に20年くらい前のマイナー作品をずっと引きずってしまいフィギュアどころか一切の供給がない苦しみを味わっている方も私以外にもいるはず。
模型屋がこれを言うのは色々終わりな感もありますが、自分が一番欲しいものは自分が一番よく知っているので、結局は自分で作るのが一番いいんです!
それが可能でさえあれば!!
そんな訳でみなさん、一緒にフィギュアづくりに挑戦しましょう!


フィギュアづくりの工程は大まかに
・設計図作り
・芯を作る
・素体を作る
・顔や体などのパーツを作り込む
・塗装
・完成!
となります。箇条書きにすると簡単そうに感じますが気のせいです。
必要な道具などはその時その時で見ていきます。
また、もしフィギュアを一つだけ作って完成させるのではなく、ガレージキットとして複数個作る場合は塗装せずシリコーンで型取りすることになります。


今回は第一回目と言うことで設計図を描いて芯材の用意をします。
使ったもの(と使えばよかったと後悔したもの)は
・シャープペンシルと方眼紙(か絵を描けるパソコンかタブレット)
・アルミ線(できれば1mm程度の細いもの)
・ペンチ ・ニッパー です。

では設計図を描いていきましょう。
デジタルで描いてもアナログで書いても構いませんが、設計図に合わせながら作るので実寸大になるようにだけします。
今回作るのは当店、ツルマイ模型のマスコットキャラのこの子です。

横から見た図と後ろからも欲しいのでうっすら三面図っぽく描いています。コピー紙に描いたために補助線を何本も引いています。
方眼紙を持ってくるべきでした。
手にポーズが付いていると難易度が跳ね上がりそうな気がするのでちょっと姿勢を変えてもらっています。
あと自分の好みに合わせてデフォルメ具合もちょっと変えました。


オリジナルのキャラクターを作るにしろ推しキャラを作るにしろ作業中に細かなパーツの形や模様がわからなくなると困るのでしっかり資料を揃えておくとよいと思います。
身体のバランスが崩れていないかもこの時に確認します。
腕は肩から肘と肘から手首の長さが同じくらい
足は太腿から膝までと膝からかかとまでが同じくらいで、太腿から膝までと太腿から胸までも概ね同じくらい
胴体は意外と平べったい、あたりを絵を描くときは気にしているんですがなあなあになりました。


描けたら芯材を体の形に添わせます。
いきなり粘土をこねずに、まず芯を作ってそれに粘土を貼り付けるような形で作ります。
粘土が食いつくようにアルミ線は2本で束ねてねじります。
うっかりしていて2mmのアルミ線を買ってしまったのですが2本取りだと固すぎて作業しにくかったのでもっと細いものを買ってください…1mm程度のものがいいみたいです。

ぎりぎり骨組みができました。できたのかこれは。先行きが不安になります。


今回は準備までで終わりです。次回からが本番、次は素体を作ります!

商品データ

Mr.クレイ

  • メーカー GSIクレオス