塗料をスポンジで乗せるだけ!プラモをサビサビにできる水性塗料「アイアンペイント(ターナー色彩)」
今回はターナー色彩株式会社から販売されている「アイアンペイント」をご紹介します。
こちらはDIYでもよく使われる塗料のようで、塗ると塗料の粒子感も相まってまるで金属のような質感になります。
もちろんプラモデルにも使用可能!
メカトロウィーゴ+台座を青サビまみれにしたいと思います!
実際に塗装していきましょう。

【必要なもの】
・アイアンブラウン 200ml アイアンペイント(ターナー色彩株式会社)
・ブロンズグリーン 200ml アイアンペイント(ターナー色彩株式会社)
・スタンピングスポンジ(ガイアノーツ)
・千値練 シンプラーメカトロウィーゴ みずいろ
・KF-022 六角ベース(ホワイト)
アイアンブラウンを塗装
では、台座とメカトロウィーゴをアイアンブラウンで塗装します。
▼塗装前


アイアンブラウンをよくかき混ぜたら、パレットに塗料を出します。

スタンピングスポンジで台座に色を乗せていきます。
塗装面に対して垂直にポンポンとハンコを押すようにスタンピングします。

下地が隠れたら完成。

側面も同様の方法で塗っていきます。

台座を塗り終えたら、次はメカトロウィーゴ本体。
こちらも下地を覆うように色を満遍なく乗せていきます。


一通り塗り終わったら、塗料の乾燥を待ちます。
1~2時間ほど乾燥させて塗料が手につかなければ次の色へ進みます。
ブロンズグリーンを塗装

次は青サビとなるブロンズグリーンを塗装していきます。
すべてを覆うように塗装するとブロンズグリーンのメカトロウィーゴが出来上がってしまうため、ところどころ下地のアイアンブラウンを残すように塗装します。

一回だけ塗るところ、二回重ね塗りするところ、全く塗らないところを意識して塗りました。
▼塗装完了

塗りムラがある方が自然に劣化したようないい表情になります。
ご自身のよい塩梅で塗装してみてください。
▼台座の側面は水が滴ってできたサビ表現がしたかったので、部分的にシャッ、シャッと素早くスポンジを動かしました。

▼台座完成

メカトロウィーゴも台座と同様に様々な塗りムラを作るように意識しながら塗装しました。


「ここは錆びやすい」「ここは雨風に当たらない」など妄想しながら色を乗せていくのがとても楽しい!
スタンピングというザっと塗れる方法だからこそ、細部を気にせず自分の妄想設定を形にしていけます。
まとめ
塗装後はこんな感じになりました!

「あれ?私こんなに塗装うまかったっけ?」と自分の腕前を誤解するほどに優秀な塗料です。
「短時間で手っ取り早く、金属感出したいんじゃー」という方にはぴったりの塗料。
今回の塗装でもおそらく作業に1時間もかかっていません。
水性塗料なので、臭いも気にならず、道具も少なくて済みます!
アイアンペイントは他にもさまざまなカラーがあるので、ご自身の想像する金属感を表現できるはず。
ぜひ一度試してみてくださいね!
それではまた来週!
