そのサイズに驚きました! 話題のアニメ怪獣8号より、迫力満点! 「メガソフビ 怪獣8号」が海洋堂から発売です!
集英社アプリの「ジャンプ+」を読みながら朝食をとることが、ここ何年かの自分のルーティーンとなっています。
無料であるにも関わらず、一部をのぞき毎日更新され、入れ替わる作品群。連載終了したものを含め、全部で何作あるのか数えたことはありませんが、なかなかの膨大な量であることは間違いありません。
その中でもおそらく5本の指に入る人気作が「怪獣8号」。
自分も読んでいますが、良い意味で非常に読みやすい。おっさんが主人公の漫画はなぜにあんなに輝いて見えるのでしょうね。日比野カフカ、大好きです。
そして発表直後からなにかと話題になったアニメもいよいよスタートしました。キャラクターデザインが西尾鉄也氏であったり、脚本が大河内一楼氏であったり、怪獣デザインになんとあのスタジオカラーが名を連ねているのですから、期待せずにはいられません。
これを書いている時点では、まだ第1話を見ていないのですが非常に楽しみです。
今回はそんな怪獣8号から主人公、日比野カフカの怪獣ver.「怪獣8号」のソフビでの立体化が決定しましたので、紹介したいと思います。
その名も「メガソフビ 怪獣8号」
まだ未見の方、そのサイズに驚いてください。
まずは全身。素立ちの状態。
シンプルな立ち姿ですが、すでに見どころ満載です。
原型を手掛けるのは、ゴジラや恐竜、モンハンに出てくるモンスターなどの立体物を手掛ける“星人(RYO)”氏。
失礼ながら、このソフビで初めて知った方でしたが、SNSを見て驚きました。そして嬉しくなりました。よくぞ「怪獣8号」を引き受けてくれたと。
骨や筋肉や鱗のような外皮などがごちゃ混ぜになった8号のビジュアル。原作は絵柄的にもあっさりした感じなのですが、氏の手掛けてきた数々のクリーチャーのクオリティの良いトコ取りのようなが造形が見事です。
ごちゃごちゃしているはずなのに、まったくそれを感じさせません。
正面から。
特筆すべきは、それぞれの部位の造形。
顔や鎖骨部分のむき出しになった堅そうな骨に胸や肩部分の鱗。首部分やわき腹部分の分厚い独特な皮膚。
そして、上腕二頭筋と腹直筋に表れている筋繊維。
質感にこれだけの差異がありながらも、しっかりまとまっているのは天晴!実物が見たくなりますね。
横から。
ただそのままドシンと立っているだけではなく、右側に重心を置き、拳の握り方と相まって、敵と対峙しているであろうシチュエーションが想像できます。
シンプルな立ち姿でありながら、力強さを感じます。奥まで続く食いしばった歯がカッコいい!
後ろ姿。
はみ出したゴツゴツの背骨(背びれ?)の突起物もですが、個人的には下半身の装甲か鎧のように分厚く何枚にも折り重なっている外皮と、膝裏とくるぶしあたりの1本1本作られている繊維の造形に目がいきます。
おそらくですが、ちゃんと人間の筋肉構造にもとづいて表現されているのでしょうね。
今にもぐにぐに動きそう。ここだけでも可動部位にしていただき、ポージングをとらせてみたくなります。
バストアップのこの角度から見る顔の造形は、鋭さもさることながら、その塗装技術にも舌を巻きます。
目元の陰影もですが、注目すべきは“歯”。他の頭部分とは違い、若干ツヤ掛かっています。ソフビという媒体の特性をうまく使ったアイデアですね。
さらに歯ぐき根元から歯先にかけて全体へのグラデーションも1本1本違うようで、細かく施されています。
そして!そして!最後に驚いてください!
どうですか!この大きさ!この圧倒的マッシブなボリューム!
角を含めると全長約53cm!だいたい500mlのペットボトル2本半分になります。
大きいフィギュアですと、どうしても大味になりがちですが、今まで見てきた通り、この「メガソフビ 怪獣8号」は違います。圧倒的に細かいディティールとこだわりの表現がつまった造形ですから、きっと手に取った時の迫力と満足感はハンパないものになるのではないでしょうか。
以上になります。
ビジュアルだけ言えば、とても主人公のそれではない8号。
それでもこれだけカッコよく見えて、感情を乗っけることができるのは、原作もとい日比野カフカの魅力のおかげなのでしょうね。
画像だけでは満足できない、実物を見たくなるソフビの紹介でした。ジャンプのイベントか何かで実物公開されないかなぁ。。。
こちらの「メガソフビ 怪獣8号」発売は2024年10月を予定。予約締切は2024年5月19日までとなっています。
ゴールデンウィークにどうぞゆっくりご検討ください。
商品データ
- メーカー 海洋堂
- 著作権表記©防衛隊第3部隊 ©松本直也/集英社
- 原型制作 ねんど星人(RYO)
- サイズ 全高:約500㎜
- スケールノンスケール
- JAN 4537807001153