アニメ2期の製作決定でファンの期待も高まるリコリス・リコイルより錦木千束がスケールフィギュアになって登場！

アニメ化される作品の多くは原作として漫画が元になっていたりしますが、アニメのためだけに製作された作品の中で「リコリス・リコイル」は圧倒的な人気を誇ると話題になりましたよね。
現時点で13話完結の1期のみしか放送されていないにも関わらず、リコリコの斬新な世界観と見た後に晴れやかな気持ちになれる明るい作風にもっともっと続きが見たい！とリコリコロスに陥っていた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今ではコロナ禍になったことによって自宅でアニメを見る方も増えていると思いますが、それでも最終話までワクワクドキドキしながら追うことのできる作品は限られていたりするものです。
そんな中で、第一話から一気に視聴者を引き込むガンアクションはさすがと言えるこだわりっぷりで、なんとなく人気があるからという理由で見始めた方もあっという間にリコリコの魅力にハマってしまったことと思います。
そんな話題をかっさらってきたリコリス・リコイルから、ダブル主人公の一人、錦木千束がグッスマのスケールフィギュアとして登場することが決定いたしましたので、ご紹介していきたいと思います。

作中のガンアクションを彷彿させる躍動感あふれる造形

ここ最近でトップクラスに秀逸なストーリーとの声も多いだけあって、リコリコを全話見た方の中には今も印象に残っているシーンがたくさんあるのではないでしょうか。
特にリコリコは和風喫茶店でのほのぼのとしたシーンとハラハラさせられるようなバトルシーンの緩急がすごいので、これだけでも何度も感情を揺さぶられたことと思います。
そんな絶妙なバランスで練り上げられたストーリーですから、やはり歴代最強のリコリスと言われる千束の戦闘シーンは目を見張るものがありますよね。
そんな作中の戦闘シーンを彷彿とさせる造形で立体化したのが、グッドスマイルカンパニーさんが手掛ける今回の千束のフィギュアなわけですね。
まずグッスマがメーカーというだけでだいぶ安心感が違うと思いますが、やはりこのメーカーが手掛けるフィギュアには造形にそのキャラらしさが存分に表現されているのでさすがといったところです。

フィギュアはぜひとも前からも後ろからも間近で見てみたいものですが、シンプルに見えてかなり要所要所が作りこまれているのが分かります。
ファーストリコリスの制服にリアルな動きが乗っかっているのはもちろんのこと、前から見た時に見える手に握った銃やお馴染みのバッグもかなりの精度で立体化されているので、リコリコを知らないフィギュア好きの方でも楽しめる造形なんじゃないかと思います。
お顔の作りもデコマスを見る限り、かなり原作に近い仕上がりになっているので、違和感なく眺められるのがいいですね。
銃を構えて微笑んでいる千束ですが、ここから表情を変えて敵の間合いまで切り込んでいくんだと思うとゾクゾクしてしまうポージングだと思います。
普通に考えたらありえないんですが、千束の動体視力が化け物すぎるせいで至近距離で敵に打たれても一切弾が当たらないのは衝撃のシーンでしたね。
バイオハザードの世界に放り込まれても普通に生きていけそうな千束がいつでも立体で飾れるのは、フィギュアだからこその魅力ですね。

そしてバディものであるリコリコならば絶対に欠かせないのが相方の存在ですよね。
千束だけで飾ってもそれはそれで可愛いですが、ちゃんと同シリーズとして井ノ上たきなも後日発売予定がありますので、ストーリーを通してお互いの間に信頼関係が築かれていく二人を一緒に飾れるようになっているんですね。
人気のある作品には対比の描写がとても綺麗に取り入れられているものがあったりしますが、リコリス・リコイルはまさに全編を通して様々な対比を視聴者に見せた秀逸な作品だと思います。
太陽のように明るくて命を大切にすることにこだわる千束とクールな性格かつ無駄を嫌い合理的を求めるたきなが他の様々な対比を経て変化していく様はたったワンクールの作品だとは思えないほどの余韻があったことと思います。
そんなバディの片割れである千束の言葉には、千束が抱えている信念や事情を知ってから聞くとまた違った重みを感じられるものがありますよね。
おそらく今回のフィギュアにも、そんな千束へのリスペクトや作品に込められた思いが反映されてこのポーズや表情になって生まれたんだと思います。

台座も含めてかなり作中に忠実な仕上がりになっていますが、さすがグッスマさんから出ているだけあってクオリティの割に価格が優しめなのも嬉しいところですね。
最近は世の中の値上がりの波を受けてほとんどのフィギュアの価格が高騰してしまっていますが、こんなふうに王道のファーストリコリスの制服を着せて可愛い造形で作ってくれるのは大変貴重な供給源と言えます。
企業努力で頑張って価格を抑えてくれたのは、たきなと揃えてほしいからかもしれませんね。
たきなのフィギュアもワンフェスではすでにお披露目されていたようで、千束以上に戦闘力あふれる造形になっていましたので、今から期待ができるのではと思います。
やはり制服を着て戦うシーンは、作中でも二人の関係性の変化が見られる重要な要素でもありますので、その辺りをグッスマさんはよくわかっているんでしょうね。
リコリコロスに陥っていた方も、続編の製作が決定したことで息を吹き返した方も多いと思いますので、ますます界隈を騒がせるリコリコのフィギュアも合わせてお迎えしてあげてほしいと思います。