過酷なのに惹きつけられる不思議な名作メイドインアビスよりリコ、レグ、ナナチを一つの立体にしたコンセプトマスターラインが発売決定!

日本は漫画、アニメ大国というだけあって本当に面白い作品が次々と生まれてきますが、中にはめちゃくちゃ面白いのになかなか人に薦めづらいというある種の葛藤を抱えてしまうような作品ってあったりしませんか?
その一つがまさに見た目と中身のギャップがえぐいメイドインアビスだと思うのです。
現在11巻まで漫画が発売されていますが、ここに至るまでに心が締め付けられるようなシーンが何度もありましたよね。
ですが、そんなショッキングな場面にもどうにかこうにか向き合った先には、狂うほどの面白さが感じられるのがメイドインアビスという作品だと思います。
深界一層から始まったリコたちの冒険は、今では深界六層にまで来ているわけですから、冒険の序盤の頃とは比較にならないほど新しい情報が次から次に出てくる展開となっています。
そんな一度読んだら目が離せなくなるメイドインアビスから、まるでアビスの大穴での冒険を切り取ったような造形で、立体化されることが決まりましたので、気になる方に向けてご紹介していきたいと思います。

過酷なのに惹きつけられる不思議な名作メイドインアビスよりリコ、レグ、ナナチを一つの立体にしたコンセプトマスターラインが発売決定!

アビスでの冒険にふさわしい壮大なスケールでの仕上がり

今回の製品はフィギュアというよりはドラマチックなスタチューと言えるもので、こんなに大きなスケールでまるでジオラマのような作りを再現できるメーカーといえばプライム1スタジオさんですよね。
しかも今回は一つの造形の中にリコ、レグ、ナナチを詰め込むという豪華仕様になっており、深層まで冒険を続けてきた三人の絆が伝わってくるような作風がとてもいいですね。
プライム1スタジオさんの立体物はとてもニワカな気持ちでお迎えできるようなサイズでも価格でもないのですが、大きなスケールに詰め込まれた圧倒的な情報量は本当に自分も一緒に冒険しているかのような気持ちになってしまうので不思議ですよね。
三人の中でもレグは人間ではないので、メカニカルな感じが伝わるシャープな造形が多くあり、火葬砲などの攻撃を伴う戦闘でついた傷なんかも細かく再現されているのが非常にリアルさを感じさせます。

こんなに大きなスケールでまるでジオラマのような作りを再現できるメーカーといえばプライム1スタジオ

こちらレグを下から支えるリコですが、絵本の挿絵になってもおかしくないほどの躍動感とファンタジーさがあふれています。
作者のつくしあきひと先生は、まさか作中にこれほど過酷な描写があるとは思わせないほどほのぼのとした絵を描く先生なのですが、そんな独特な絵柄のイメージをそっくりそのまま立体で表現しているのがすごいですよね。
「ワクワクする自殺」というパワーワードが作者の口から出てくるほどですし、公開された映画が急遽R15にレーティングが変更されるくらいですから、登場するキャラがいろんな意味で狂っているのはもちろんのこと、読み進めてこられた我々もなかなかに狂っています。
そんな狂気じみた魅力が存分に詰まっていることなんか微塵も感じさせない造形なのがまたいいですよね、初見じゃ絶対わからないやつです。
精巧な立体のいいところは、アニメや漫画で流してしまうような細かいところも、自分が納得するまで眺めることができるので、新たな発見があるかもしれないのが面白いところですよね。

そんな独特な絵柄のイメージをそっくりそのまま立体で表現

そして我々の大好きなナナチですが、やはりリコとは違う成れ果ての姿がしっかり作り分けられているのが素晴らしいと思います。
もしそこにいたら撫でまわしたくなるようなふわっふわな感じがフィギュアという形でも精巧に表現されており、プライム1スタジオさんのこだわりが感じられるものとなっています。
ナナチはナナチで、涙なしには語れないような過去を歩んできましたからね、フィギュアの造形の中だけでも嬉しそうに笑っていてくれるだけで、寿命が伸びる人間がどれだけいることでしょうか。
作中の中でも最も過酷な経験をしていながら、「んなぁ~」の一言で癒してくれるナナチの造形も他の二人に負けないくらいしっかりと細部まで作りこまれているところは見逃せません。
現実では全くそうはいきませんが、見るたびに三人がこんなふうに楽しくアビスの中を冒険していってくれたらと願わずにはいられないほのぼのとした演出はここでしか見られないものかもしれませんね。

プライム1スタジオさんのこだわりが感じられる

プライム1スタジオさんの立体物は、そのステージ間で作りこまれているのが本当にすごいんですよね。
このメーカーの製品がフィギュアというよりは美術品のようだと言われている理由はこういうところにあると思うんです。
今回のメイドインアビスのスタチューで言うと、アビスの大穴の中に広がる自然を美しいままに表現しており、そういった再現ができるのはやはりプライム1スタジオさんの技術とも言えますね。
こういったアビスの中の世界観はやはり漫画よりもアニメのほうが伝わるかと思いますが、アニメのイメージが強い方も全く違和感のない仕上がりになっているのではないでしょうか。
三人のそばにはちゃんとメイニャもおり、思わず「プルシュカ…」と口に出てしまいそうなほど、造形一つにストーリーがちゃんと込められているのが伝わってきます。
メイドインアビスは続編の製作も決まり、冒険の続きを楽しみにしているファンの方も多いと思いますので、ドラマチックな仕上がりで立体となったスタチューのほうもぜひ自宅にお迎えしてあげてほしいと思います。

ドラマチックな仕上がりで立体となったスタチュー

商品データ

コンセプトマスターライン メイドインアビス リコ&レグ&ナナチ

  • メーカー プライム1スタジオ(Prime 1 Studio)
  • サイズ 全高:27cm 全幅:17cm 奥行:15cm
  • 素材 ポリストーン (一部に別素材使用)
  • 著作権表記 ©AT. T/MIAGP
  • 彩色 アンドウケンジ
  • 重量 1.6Kg
  • スケール ノンスケール
  • JAN 4580708046730