TRIGGERの名作劇場アニメ「プロメア」公開から4年経った今満を持して「リオデガロン」がMODEROIDで登場!

「プロメア」から最終決戦で登場した「リオデガロン」がMODEROIDでプラモデルになりました!

プロメアからリオデガロンが待望の初立体化!

主人公コンビのガロとリオのフィギュアはこれまでも発売されていましたがリオデガロンは公開から4年の今になって初立体化です!
好きなものを語りたいオタクなので商品の紹介にかこつけてプロメア語りをしますがもしまだ視聴していないのにうっかりこのページを開いっちゃった方がいたらとりあえず本編見て!アマプラにしょっちゅう来てます!セリフ回しとか独特ではありますが熱い展開が好きなら楽しめます!


そんなわけでまずプロメアのおさらいなんですけどTRIGGER制作のオリジナル劇場アニメですね。
天元突破グレンラガン・キルラキルを手掛けた今石洋之監督と中島かずきが脚本のタッグだけあって相当高い期待をかけられていた気がするんですが、上がりまくったハードルをやすやすと超えてエグイ興行成績をたたき出した映画です。
テレビ版の続編やスピンオフでもなければ原作もないオリジナルのアニメ映画でここまでヒットするのかってくらい人気になりました。
プロメア目当てに何度も映画館に足を運ぶファンが現れたり声出しOKの応援上映が行われるなど反響がすごかったです。
従来のバトルものを好んでいたファン層を満足させる仕上がりの上にキャラクター人気でそれ以外の視聴者の心も掴んだのが大きかったでしょう。
中盤まではパワードスーツと超能力によるバトルものかと思われましたがどんどん規模が大きくなり最終的にはロボットバトルになりました。

とっても自然なリオデガロンアピール

という違和感のない前振りでサブリミナル的に商品画像を挟めました。商品紹介って言う体ですからね。
字ばっかりだと目も滑ります。


メインの3人、ガロ、リオ、クレイは全員声優ではなく俳優
監督が「この3人」と指名した3人がそのまま起用されただけあって滅茶苦茶癖の強い演技ばかりなのにあまりにもはまり役過ぎました。
演技と言えば堺雅人氏が声優を務める「クレイ・フォーサイト」はあまりにも迫力のある演技で、熱演っぷりに作画を一部それに合わせて変えたというエピソードがありました。
「滅殺開墾ビーム」はこの堺雅人氏の演技と有り余るほどの言葉の力でちょっと前公開されたシン・ゴジラの「無人在来線爆弾」とともに「そんな攻撃があるか」と心にざわつきを残しました。
リオデガロンが立体化したということはクレイザーXも来るんでしょうか。その時は技名の字幕パーツも付けてくださいグッスマさんお願いします。


作画のトリガー節も絶好調で感情が高ぶった時の表情などアニメならではの表現が押し出されています。
個人的に目を惹かれたのは色彩です。
主題となる炎の色は赤色だけでなく青やピンク、水色はたまたパステルカラーと場面によって質感を伴った描かれ方をしています。
リオの服装も黒色を基調としていますが青緑やピンクが入り、鮮やかな印象になっています。
リオデガロンも各部の発光は黄色とピンクを並べた配色で特有の光り方をしていました。

秀逸な配色

プロメアのストーリーは、突然変異によって生まれた炎を操る能力を持つバーニッシュのリオ・フォーティアと高機動救命消防隊バーニングレスキューのガロ・ティモスの二人を主軸に差別問題に切り込みながら展開していきます。
ストーリー最終盤でレスキュー隊のガロとテロ集団マッドバーニッシュのリオが手を組み、クレイ・フォーサイトの計画を阻止するために乗り込んだのがリオデガロンです。
デウス・プロメア博士に託された機体で本来「デウス・X・マキナ」という名称でしたがガロによって改名されました。
なおクレイザーXもガロ命名です。


様々な作品に触れて偏った知識を妙に蓄えているオタク諸氏には既知のことかと思いますが元ネタはデウスエクスマキナでしょうね。
ギリシアの演劇ではどうにもならない行き詰った展開を突然出てきた神の神託で無理やり解決させる手法が多く用いられました。この神は機械人形で演出され、デウスエクスマキナという名称でした。
ストーリー的にも確かにそうです。


デウス・X・マキナあらため

というわけで「MODEROID リオデガロン」の販促記事…だったのかな、プロメアのご紹介でした。
ページ下部に購入ページへのリンクがありますのでご検討いただければと思います。
このページでも紹介している画像はメーカーさんの作成したイメージCGで実物の写真ではありませんのでご理解のほどお願いします。


最後に、これはプラモ関係なくスタッフの趣味100%の蛇足ですがプロメアは楽曲も最高です!!
TRIGGER×澤野弘之で傑作にならないわけがないって言われたらそれはそうなんですけど「覚醒」もよかった。
リオが怒りのあまり竜の姿になってバーニッシュフレアを乱射していたシーンで流れた劇中歌ですが、瞑想がテーマでどこかの言語を使用しているわけではなく意味のない言葉を並べた歌詞で、劇中の雰囲気に合っているのにインパクトのある名曲です。
あと澤野弘之さんの曲はタイトルも秀逸で「904SITE」(クレイフォーサイト)など面白いので是非トラックリストを見てみてください。

商品データ

MODEROID リオデガロン

  • メーカー グッドスマイルカンパニー(GOOD SMILE COMPANY)
  • サイズ 全高:約200mm
  • 著作権表記 ©TRIGGER・中島かずき/XFLAG
  • 原型制作 坂埜竜(dragon studio)
  • スケール ノンスケール
  • JAN 4580590183704