For international shipping, please visit the TSURUMAI HOBBY international store.

【レビュー】美プラのヘアパーツはもっとシャープにできる!国産工具ブランドLEGAME(レガーメ)のRタガネを使ってみた!

Rタガネ

Rタガネってご存じですか…?

製造しているのは、名古屋市中川区の株式会社OKC(オー・ケー・シー)。おそらく多くのモデラーにとってはあまり聞き馴染みのないメーカーではないでしょうか。それもそのはず。OKCが模型業界に参入したのは、つい最近の2025年のこと。それまでは自動車や航空機、医療機器といった分野向けに精密切削工具を製造してきたメーカーです。つまり切削工具のエキスパートが新規事業として模型工具業界に参入してきたというわけです!工具は全て国産で自社工場生産。わくわくしますね~

Rタガネとは?

今回紹介する「Rタガネ」は通常のタガネ+Rの刃がついたOKCオリジナルの模型工具です。

Rタガネの刃先

この赤い部分が刃です。先端の刃でスジボリをしながら、アール刃で隣接する部分を丸く加工できまる一石二鳥のタガネです。

Rタガネの刃先

刃は当店で取り扱いしているものは4種類(R1、R2、R3、R5)。
R1がアール刃部分が最も浅く、R5が最も深くなります。
パーツの溝の深さに合わせて刃を取り替えることで綺麗なR加工ができます。

美プラのヘアパーツをRタガネで加工する。

結局、何に使えるの? というところですが、例えばキャラクタープラモデルの髪パーツ。Rタガネを使えば、毛束の造形をよりシャープに仕上げることができます。

髪パーツは一体成形で作られていることが多く、毛束の境目がややモタっとした印象になりがちです。そこでRタガネの出番。境目にスジボリを入れて毛束をくっきりと際立たせると同時に、境目から毛束へとつながるラインを自然なカーブで整えるR取りまで、これ1本で行えるのが大きなポイントです。

では実際に使ってみます。
まず専用のアルミ製ツールグリップに刃を取り付けます。取り付け方は先端キャップを回して外して、刃を差し込み、キャップを締めるだけ。

刃を差し込み

キャップを締める

準備ができたので、Rタガネで実際に加工してみます。

R1から始めて徐々に溝が深いものに刃を替えるとスムーズに加工できます。コツはスジボリと同じで力を入れずにシャッ、シャッ、シャッと軽く刃を入れること。切れ味がいいので使っていても安心感があります。

…そして切れ味ではなく削り味とでもいいましょうか、Rタガネとにかく気持ちがいいです!気持ちがいいのと同時に形がシャープになっていくのが見てとれるのでとてもやりがいがあります。

やってみたらわかる…。すごくクセになります。

▼加工前、加工後を比べてみました。

加工前、加工後

境目がはっきりしつつも形に違和感のない毛束になっていると思います。

刃を替えるとRの深さが変わるので、加工した部分の溝の太さが変わって見えます。

溝比較

髪の根元と髪の先で刃を使い分けるのが個人的にはオススメ。髪の根元はR1で加工、髪の先はR3で加工すると自然な髪の境目ができあがりました。

まとめ

まとめ

かなり局所的にしか使えないような印象を持たれるかもしれませんが、ほかにもハンドパーツの指部分なんかにも使えます!ツール自体の歴史が浅いので、まだ使い道が開拓されていないだけで使っていたら思わぬ使い方を発見するかもしれません。

もちろんRタガネ1つとツールグリップを1本購入すると、1万円を超えてくるため決して安い買い物はないです…ただここで朗報!刃は他社でも3mmの軸径に対応しているものであればRタガネを取付可能。私が普段使用しているファンテックのスリムホルダーにも取り付けられたのでここは節約できるかと思います。

そして、Rタガネは2本買う。
個人的にはR1とR2がオススメ。もっと深くまで彫りたいとなったら買い足しましょう!
とにかく使っていて気持ちがいい工具なので、買って使ってみてほしいです。

それではまた来週!

商品データ

RT-1 Rタガネ R1

  • メーカー 株式会社OKC
  • JAN 4580768380812