プラモデルガチ初心者でも戦車模型は作れるのか?!タミヤの1/48MM アメリカ M8 自走榴弾砲組んでみた
最近のプラモデルはガンプラしかりアオシマの楽プラしかり、色分け済みで接着剤なしで作れるキットが増えてきて、プラモデルという趣味のハードルはどんどん下がっているように感じます。
しかしそういったキットは一部で、ミリタリーやガンプラ以外のロボット物、多くのカーモデルは従来の接着剤で貼り付けて塗装するものがベーシックです。
初めてスナップキット以外を買う時はちょっぴり躊躇してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私のことです。
そんな訳でガンプラ以外作ったことがないのに模型店に就職したスタッフがプラモデル作りに挑戦兼キット紹介に素組レポートします。
今回お借りしたのはタミヤ「1/48 アメリカ M8 自走榴弾砲」です。
戦車模型は1/35が一般的なイメージですが、1/48と小型でパーツ数も抑えめと言うことで頑張れそうな気がします。
少ないパーツ数で砲塔や装備品を再現していると伺っているのでそちらもしっかり写真を撮っていきます。
まず開封。
説明書と一緒に初心者向けに道具の使い方が載った紙が入っていました。ガン見しながら進めます。デカールを貼る位置を図示した紙の裏には実車の解説が載っています。丁寧。
大きくパーツを分割してくれているようでパーツ数自体は確かに少なく見えます。
ランナー4枚なら全然行ける…!
これなら頑張れそうと思いましたが
履帯細かくないですか?!戦車のプラモってこれが標準ですか?!
ゴムバンドみたいなもので出来ているイメージだったんですが、軽く調べた限り今はパーツの分かれている組み立て履帯が一般的なんですね。
直線部分だけ一体になっている今回のキットは標準~親切設計のようです。先人たちが失敗しにくい組み立て方を考案してくれていますし頑張ります。
車体表面のパーツも一体で付けられているの助かります。こういうの全部接着するんだと思っていました。
パーツ端近くの縦線は鉄板同士の溶接の跡でしょうか。こういうところまであらかじめ作ってくれているんですね。
OVM(車両装備品)まで凸凹で表現されているとは。手軽に組めるようにという気遣いを感じます。
しかし細かいパーツは本当に細かいですね。スケールが小さいならパーツも当然小さいということを失念していました。
1/35だと人間ってこんなに小さいのか。頭が米粒みたいなのに目鼻立ちが認識できます。
パーツを眺めるのは切り上げて作業を始めました。
接着剤を使うプラモデルは初めてでおっかなびっくり手を付けたのですがパーツを組み合わせる位置に小さな凸凹でガイドがされていたりピッタリはまる形になっていたので、位置がずれてちゃんと組みあがらないということはありませんでした。
車体の下半分まではかなりサクサク進んだと思います。
ガンプラ基準でもRGよりは明らかに早く終わる、塗装を考えなければHGより早く終わるかもと思いましたが
案の定履帯で躓きました。
切り離した拍子に一番小さいパーツが吹き飛ぶこと一回。(無事発見しましたし、予備も入っていました)
パーツを一直線にマスキングテープの上に並べて、上から接着剤を塗ってうっすら固まったあたりで車輪に巻き付ける手順で進めましたが
固まっていない状態でテープをはがしてしまいパーツが外れました…
あと接着剤を塗った後で反対向きに付けてしまったパーツを発見、一応リカバリーは出来ましたが一部表面が溶けた上ちょっとガタガタに…
車体上部に取り掛かります。
OVMや車体のパーツが細かい・・・。ピンセットが必要と言うのがよくわかりました。
でもここまで来たらあとは砲塔を取り付けて兵士を組み立てるだけ!
本当はここから、と言いますか組み上げながら塗装していくのですが今回は素組みと言うことでここで完了です。
ワイヤーは後に塗装するときに邪魔になりすぎるので付けていません。
所用時間は4時間くらいと思ったより短くできました。
もっと鬼のように時間がかかると思っていましたが接着剤も数分で固まるし難しすぎて無理って箇所もなくストレスフリーで楽しかったです。
どこにパーツを取り付けるかしっかりガイドしてくれているからですかね。
履帯で手間取った以外あっと言う間に終わりました。
サイズはこんな感じ
ぴったり手のりサイズでした。ちょっと可愛い気がします。
以上初めてでも楽しく組めるタミヤの1/48MM アメリカ M8 自走榴弾砲でした。
次は塗装してデカ―ル貼りたいですね。何色を塗ればいいのか説明書に記載があったのでそれを見て塗料を揃えようと思います。