タミヤスプレーで気軽に全塗装!オリジナルカラーのガンプラを作ろう!
今回は「HG 1/144 GQuuuuuuX」をタミヤスプレーで全塗装します!
ランナーにパーツが付いた状態で塗装するので、すべてのパーツを塗装クリップで挟む手間もいりません。
スプレーを吹く環境さえあれば、かなりお手軽な塗装方法だと思います!
塗装は部分的に成型色と違うオリジナルカラーを試してみましたが、結果はどうなるでしょうか…。

【使用するもの】
・TS-41 コーラルブルー 100ml タミヤスプレー
・TS-56 ブリリアントオレンジ 100ml タミヤスプレー
・TS-39 マイカレッド 100ml タミヤスプレー
・TS-48 ガンシップグレイ 100ml タミヤスプレー
・TS-30 シルバーリーフ 100ml タミヤスプレー
・マスク 2pcs(ミネシマ)
・BELO001 ビーバーオリジナル 塗装ボックス
>>塗装棒・塗装ベースはこちらから
スプレー塗装前の準備
一部ランナーに異なる成型色のパーツが複数くっついている場合、成型色ごとにバラしておきます。

スプレーを吹く場所は換気の必要がない屋外がオススメ!
吸気のためビーバーの塗装ボックスを組み立て設置します。
スプレーを吹く角度によっては塗料が床面に飛び散ることもあるため、塗装ボックスの手前には段ボールを敷きました。

タミヤスプレーはラッカー系塗料。空気中の塗料を直接吸わないようにマスクをします。
また、手に塗料が付着すると洗い落としにくいため、ランナーを持つ手には手袋をしておきます。

スプレー塗装
塗装前にスプレー缶をよく振ります(50回ほど)。
パーツに吹く前に塗装ボックスに向かって必ず「捨て吹き」をします。これは噴射口で固まっている塗料がパーツにベタっと付くのを防ぐためです。

いよいよ塗装に入るのですが、ここでスプレーの吹き方に注意!
シュー…と長く押して塗装するのではなく、シュッ、シュッ、シュッと吹くストロークは短くします。
短いストロークでパーツに対して様々な角度から吹きかけます。
では、実際にタミヤスプレー(コーラルブルー)を吹いていきます。

スプレーを吹きつけていくと、パーツの表面が濡れたように光ります。その時点で塗装はストップしましょう。
綺麗な光沢のある塗面になります。
それ以上吹きつけてしまうと、液だれを起こして塗装面が汚くなってしまうのでご注意を。
続いて、ブリリアントオレンジ、マイカレッド、ガンシップグレイ、シルバーリーフをそれぞれ吹き付けます。




スプレー塗装完了!
乾燥させます。
塗装前のランナーと比べるとこんな感じ!


プラスチックにはない上品なツヤが出ました。
組み立て時の塗装
ランナーにパーツがついた状態で塗装しているので、パーツを切り離すともちろん塗装されていないゲート跡が露見します。

未塗装部分は目立つので、筆で塗ります。スプレー缶の塗料をどうやって筆塗りするかというと…
まず、こういったプラスチックの使い捨て容器の側面にスプレーを吹きます。


すると塗料が容器の底に溜まるので、こちらを筆につけて使用します。

ゲート跡を筆で塗ると…


綺麗に跡が見えなくなりました。
完成

いかがでしょうか…。
カッコいいカラーリングとは言えませんが…ツヤがあって重厚感が増したように感じます。
カラーリングが気に入らないようでしたら、タミヤスプレーでリペイントしてもOKです!
まとめ
屋外にちょっとしたスペースがあれば簡単にできるスプレー塗装。
ガンプラやカーモデルなどをご自身の考えるカラーリングに染め上げることができます。
プラスチックにはない上品なツヤが出て、仕上がりもアップ。
気軽にできるタミヤスプレー全塗装をぜひ試してみてください!
では、また来週!

