【レビュー】美しい螺旋状の削りカス!超ハイスぺドリル刃「とんがりドリル」(LEGAME)
みなさんの普段使っているピンバイスの使い心地はいかがでしょうか。
私もピンバイスは使用しますが、飛行機モデルやマシ―ネンクリーガーキットの基本組み立てで穴をあける程度です。ただ2mmの穴など径が大きいものについては少し警戒します。というのも径が大きいと穴をあけてる途中で刃がなかなか入らずに上滑りし、中心がずれてしまうんですね。なので、いつも1mmで穴をあけてから2mmで穴を開けています。ちょっと手間なんですが、「まあそんなもんだよな…」と使っていました。
しかし今回紹介する「とんがりドリル」は…
多くの方がなんとなく妥協していたであろう工程をノーストレスにしてくれる工具です。
とんがりドリルとは?
とんがりドリルは「とんがり」という名の通り、先端に突起があります。

この突起が目標の位置に刺さることで、上滑りせずに穴あけが可能ということ。サイズ展開は1.0/1.5/2.0/2.5/3.0mmの5種類。

ではそれぞれのサイズで穴あけをしてみます!
とんがりドリルで穴をあける。
とんがりドリルで穴をあける前に私の普段使いのピンバイスで穴をあけてみようと思います。 径は2.0mmのものを使用します。

滑らないように中心を意識しながら、削ります。

穴があきました。削りカスはこんな感じ。この削りカスをよく覚えておいてください!
それでは本命のとんがりドリル(2.0mm径)で穴をあけます。

全く滑る気配がない。そして空回りせず刃がどんどん入っていく。心地よい穴あけです。
で、驚いたのはこの削りカス!

削りカスが螺旋状につながっている!そして削りカスが二つしか出ない!
1.0mmや1.5mmなら一般的なものでも削りカスは綺麗に出るんですが、これは2.0mmなんです。とんがりドリルはプラスチック以上のもっと固いものを想定したドリル刃だなと確信しました。
切削能力が異常…ハイスペックすぎます。
▼すべてのサイズのとんがりドリルで穴あけをしてみました。

一般的なものと比較して穴にさほど違いはありませんでした。が、とんがりドリルは穴が一列に並んでいるのに対して一般のものだと目標からややずれてしまい綺麗に並んでいませんね。
1つ注意点としてとんがりドリルは3.0mm以外は一発で穴あけができるのですが、3.0mmのみは事前に2.5mmで穴あけしてから使用する必要があります。もちろん3.0mmも上滑りはせずしっかり削れるのですが、ドリル刃の溝部分にプラ板がジャストフィットしてしまい回しても削れずにドリルだけが潜っていく状態になってしまいました。
でも2.5mmまで一発で穴あけできちゃうのはすごい。
▼ちょっと意地悪ですが、ツルツルで滑りやすくさらに硬さも併せもつプラスチックスプーンに穴をあけてみました。


さすがに削りカスは粉々になりましたが、こちらも滑らずに安定して穴をあけることができました。
まとめ

今回紹介した「とんがりドリル」は先週と同様のOKCの模型工具ブランドLEGAMEの商品。Rタガネにも共通していえますが、「当たり前のことが当たり前にできる」工具はとてもいい工具だと実感しました。一般的な素材ではなく「超硬タングステン」という切削能力、耐久性に優れた素材を使用しているのでお値段はややお高め。別次元の切削能力なので、このお値段は個人的には納得です。もちろんRタガネと同じく持ち手部分は3mmの軸径に対応している他社製品でも構いません。
異次元の切削能力を持つ「とんがりドリル」を試してみてはいかがでしょうか!
それではまた来週!
