限界のない音楽性と圧倒的なビジュアルで今も多くの人に愛される初音ミクが豪華なスケールでドラマチックに立体化!

ボーカロイド、いわゆるボカロというものが今ではすっかり音楽のジャンルの一つにまでなっている今日ですが、気づけばボカロを当たり前のように聞いて過ごしてきたという方も多いんじゃないかと思います。
そんなボカロという新しい風を音楽の世界に吹かせた電子の歌姫と言われているのが、初音ミクの存在ですよね。
初音ミクが生まれた2007年はまさに時代の転機になる年だったとも言われており、ミクが生まれてこなければこれほど衝撃的で大きなインパクトを世の中に与えることもなかったかもしれません。
初音ミクによって音声合成ソフトの人気を押し上げたのはもちろんのこと、何よりこんなにたくさんの人が創作する時代があっただろうかというほど創作の連鎖を生み出した存在とも言えます。
そんな大現象を起こすほどの存在になったミクですが、何と言ってもpixivに最も投稿されたキャラと言わしめるほどのビジュアルも外せないポイントだと思います。
そんな時代を牽引してきた初音ミクが圧倒的なボリュームと作りこまれた世界観でフィギュアとなって登場することが決まりましたので、その詳細をご紹介していきたいと思います。

限界のない音楽性と圧倒的なビジュアルで今も多くの人に愛される初音ミクが豪華なスケールでドラマチックに立体化!

ボカロの世界に引き込まれるようなドラマチックな仕上がり

初音ミクといえば令和になった今でも圧倒的な人気を誇るキャラですので、これまでも数え切れないほどフィギュア化されてきました。
これほど商品化されるキャラクターもそうそういないのではというレベルで、フィギュアとしていろいろな姿を見せてくれた初音ミクですが、今回はまさにボカロの原点とも言える世界観で立体化されているのが特徴です。
立体になるにあたって、現在いろいろなところで活躍しているイラストレーターのnecoさんが特別にデザインを描き起こしているのですが、それが1/4スケールという通常あまりないサイズ感で立体化されたこともあって迫力も桁違いなのです。
こういうことができるのは、大胆なサイズでドラマチックな世界観の演出を得意としているプライム1スタジオさんだからかもしれませんね。
これまで数え切れないほどいろんな衣装を着て、いろんなコンセプトでたくさんの人の前に姿を見せてきた初音ミクなのに、ここに来て登場初期から着ている衣装、そしてボカロの世界に一気に引き込むシンセサイザーを配置したデザインは、初期からミクを知っている方にとっては非常に感慨深いものがあると思います。

大胆なサイズでドラマチックな世界観の演出を得意としているプライム1スタジオ

しかも今回は1/4スケールということもあり、大きいからこそ細かいところまで綿密に再現できるという強みがありますよね。
初音ミクはYAMAHAのシンセと深い繋がりがあると言われていますが、何気なく装飾されているだけに見えるミクの袖のデザインだったり、スカートに施されている小さなデザインだったりが、YAMAHAのシンセの操作パネルやMIDIポートになっている説があります。
小さなスケールで立体化した場合は、こんなに細かいところまで再現することは難しいので、デフォルメされてしまったり、省略されてしまったりもするものだと思いますが、大きいスケールのミクだからこそ再現できる情報量はさすがの見ごたえといったところでしょうか。
そしてそんなスカートとニーハイの間に存在する絶対領域も、肌の質感が生々しいくらい作り分けがしっかりされているのもとてもいいですね。
どうやら絶対領域にも黄金比があるそうで、初音ミクのそれはかなりの精度でその比率に沿っているらしいですよ。
ボカロの魅力は何年経っても色褪せないことですが、15年前に生まれたミクのいまだに多くの人の心を震わせるほどの魅力がこれほど反映されているフィギュアはファンにとっては見逃せない一つとなっていると思います。

肌の質感が生々しいくらい作り分けがしっかりされているのもとてもいい

さすが大胆なスケールで製作しているだけあって、どこから見ても隙のない作りになっているのはさすがです。
床に届くほどの長い髪はミクのトレードマークの一つですが、しっかりとクリアパーツを使って仕上げているみたいですね。
シンセサイザーを背景に作りこんだ世界観なので、しっかり照明なんかも工夫して飾ってあげると本当に電子ちっくな表現ができるかと思います。
プライム1スタジオさんが手掛ける商品は、フィギュアというよりも美術品のようなスタチューと言えると思いますので、本当にそこにストーリーがあるかのようなドラマが見えるのがとても素晴らしいところだと思います。
初音ミクで言えば誕生から15年分の歴史がありますので、初期の頃に流行っていた千本桜やローリンガール、炉心融解なんかが今もいろんな人に歌われていることを思うと、このフィギュアにも初期から令和まで歩んできたミクの道のりが透けて見えるようですね。

フィギュアというよりも美術品のようなスタチュー

そして音楽好きにも刺さるシンセサイザーやモニターなどの特製ベースにもものすごく手が込んでいるのが伝わってきますね。
これもnecoさんがデザインしたものをもとに再現されていますが、シンメトリーで無機質な感じがミクのバーチャルな世界を引き立てているようです。
初音ミクが生まれてからボカロは創作の連鎖を重ねて大きな広がりを見せてきましたが、ボカロの曲はこれまであまりなかったような強烈なメッセージ性を持つものや聞いていて音も歌詞もぐさぐさ刺さるものがどんどん世に出てくるようになりましたよね。
その力強い言葉に衝撃を受けたり、時には救われたりしたことがある方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
そんなたくさんの人の心を揺さぶってきた原点とも言えるのが初音ミクであり、そんなミクの始まりとも今とも捉えらえるような造形で表現したのがnecoさんの感性とプライム1スタジオさんの技術というわけですね。
サイズがサイズなだけに生半可な気持ちではなかなかお迎えできない製品ではありますが、何年経っても褪せないボカロと初音ミクへの愛を持ち続けてきた方にとってはまたとない思いの形ともなります。
細部までこだわり抜かれた立体のボカロの世界に足を突っ込む覚悟ができましたら、ぜひご自宅でそのクオリティを存分に楽しんでほしいと思います。

シンメトリーで無機質な感じがミクのバーチャルな世界を引き立てている

商品データ

PRISMA WING 初音ミク “Art by neco” DX版 1/4 スケール スタチュー

  • メーカー プライム1スタジオ(Prime 1 Studio)
  • サイズ 全高:46cm 全幅:54cm 奥行:45cm
  • 素材 ポリストーン・PVC・ABS等
  • 商品仕様 シンセサイザー型特製スタチューベース
  • 著作権表記 Art by neco © Crypton Future Media, INC.www.piapro.net
  • 彩色 星名詠美
  • スケール 1/4
  • JAN 4580708046600