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【レビュー】話題の工具「ジルフィー」ってどんな工具?何に使える?

今回は、ワンフェス2026冬で先行販売されて話題となった通称「ジルフィー」こと「アルゴ・ジルコニアセラミックフィニッシュ」をレビューします。
商品説明内に「従来の「マイクロフィニッシュ」と「マジ・スク」の長所を融合し…」とありますので、その性能をマジスクと比較しながら、レビューしていきたいと思います。

アルゴ・ジルコニアセラミックフィニッシュ

アルゴ・ジルコニアセラミックフィニッシュ(ジルフィー)について

ジルフィーのホルダー部分はアルミ製で滑り止めが付いており、ブレード部分はマジ・スクと同じく耐摩耗性の高いジルコニア製。
刃は「30°刃」と「R7曲刃」が対に付いていて、リバーシブル構造となっています。また刃を保護するキャップが付属しているのもいいところ!

▼リバーシブル構造の刃

リバーシブル構造の刃

▼刃を守るキャップ付き

刃を守るキャップ

ジルフィーとマジ・スクの違い

マジ・スクの刃は1.5mとで厚みがあり、「削っている手元が見えない」という問題点があったのですが、ジルフィーでは刃の厚さは0.5mmとかなり薄くなり手元が見やすくなりました。マジ・スクは厚みがあり、剛性が高いので持ち手から刃先までの距離が十分ある一方で、ジルフィーは薄さを優先したため、おそらく剛性がマジ・スクほどなく持ち手から刃先までの距離が短くなっているのでしょう。

ジルフィーとマジ・スクの違い

マジ・スクの刃先は▲状になっているのですが、ジルフィーは■。ジルフィーは刃を面に対して直角にすると削れないので、刃を斜めに寝かせて削ります。

30°刃で平面を削ってみる

面を削ってみると、思ったよりも削れる範囲が狭いです。

▼削れる幅の比較

削れる幅の比較

ジルフィーは刃先の0.3mm程度が削れます。一方、マジ・スクは1mm程度と削れる範囲が広いです。ジルフィーは削れる幅が狭く、薄く削れるので、ピンポイントでヤスリがけができます。広い面を整えるという使い方は不得手かもしれませんが、パーティングライン消し・バリ取り、もしくはC面の整面など細かい部分を最低限削り取る作業に特化しているのかなと感じました。

R7曲刃で曲面を削ってみる

美プラの髪パーツのパーティングラインをヤスリがけすると、曲面が平面になってしまう経験あるかと思います。ではR7曲刃でヤスリがけするとどうなるでしょうか。
▼このパーティングラインを削ってみます。

パーティングライン

刃を斜めに寝かせて、力をあまり入れずに削ります。

パーティングライン

▼パーティングラインを綺麗に削れました。

パーティングライン

曲面も死んでいません!髪のパーツ全面にヤスリがけしてみましたが、削れないところはありませんでした。複雑な曲面を持つ髪の造形にもR刃がしっかりと入り込んでヤスリがけできました。

まとめ:ジルフィーの使い道

ジルフィー

私はガレージキットは触ったことがありませんが、バリやパーティングラインが多いイメージを持っています。もし造形の入り組んだ部分にパーティングラインがあっても、ジルフィーの刃がしっかり届くので、難なくヤスリがけができそうです。思い違いかもしれませんが、ワンフェス2026冬で先行販売されたことに合点がいきました。

個人的にはマジ・スクは汎用性が高くどんなものでもガンガン削っていく工具というイメージ。ジルフィーは繊細に最低限を削り取るという特化型の工具というイメージです。マジ・スクとジルフィーの特徴を理解した上で、作業に合わせて使いわけてみてはいかがでしょうか。

それではまた来週!

商品データ

アルゴ・ジルコニアセラミックフィニッシュ

  • メーカー アルゴファイルジャパン(ARGOFILE JAPAN)
  • JAN 4589455350091