80年代セル画アニメの最高峰!ビキニアーマーのきっかけになったと噂のOVA「幻夢戦記レダ」の朝霧陽子がレジンキットで発売予定!
「知る人ぞ知る!」と言われているアニメというと大体がOVA。昭和や平成初期の物だと見る機会すら与えられなかった物などもいくつも有ります。それでもメインビジュアルや名前だけ知ってる「伝説の作品」と呼ばれるものも中には有ったりします。
今回は、そんな伝説と呼ばれるの作品。世の中に「ビキニアーマー」なんて罪深い単語を生み出すきっかけになったといわれる作品「幻夢戦記レダ」。その主人公である「朝霧陽子」のビキニアーマー姿のレジンキットがハセガワから発売されることになったので、ご紹介します。
ご紹介・・・と言っても、まだ発売が決定したばかりで現在の情報はイメージとなるイラストのみ・・・。しかし「伝説」との呼び声の高い作品が40年近くの年月を経て、久しぶりのレジンキット化ということで、どれくらいすごい作品であったかを、あえてご紹介したいと思います。
異世界で美少女が戦う!でもそれだけじゃない繊細なストーリー
最近の流行りの異世界アニメであれば、ファンタジー世界で女の子とキャッキャウフフしながら主人公がチートスキルを使って困難を軽々と打破していく痛快さを楽しむものが多いですが、「幻夢戦記レダ」は少女漫画のテンポで展開するSF混じりのファンタジー作品といった印象を受けます。まだまだ異世界物というジャンルが少ないなかで、頭一つか二つ抜けた高い評価を受けた作品です。
2019年にはデジタルリマスター版が発売され、現在でも各種配信サービスでも見ることができるので、当時を知る人であれば懐かしさを覚えることでしょう。初めて見る人の中には80年代にこれほどのクオリティでセルがアニメーションを作れたという事実に驚愕する人も多いのではないでしょうか。
また、今では手に入れるのは困難ですが、このデジタルリマスター版の発売を記念して、同時にスケールフィギュアも商品化されていましたね。今回ハセガワから発表されたのは、それとはまた違うレジンキットになります。自分で彩色する必要はありますが、他にも数々のレジンキットを発売しているハセガワですから、きっと大丈夫でしょう。
いのまたむつみ氏によるキャラクターデザインという魅力
「幻夢戦記レダ」のキャラクターデザインもされている「いのまたむつみ」氏といえば、まず頭をよぎるのが新世紀GPPXサイバーフォーミュラという人も多いのでは無いかと思います。ゲームでもナムコの名作RPGテイルズシリーズのキャラクターデザインを手がけたりと、繊細で美麗なイラストを描くことで有名です。そして今回ご紹介している
繊細で独特なタッチのイラストは、多くのクリエイターにも影響を与えており、国内外問わず沢山のファンがいるクリエイターです。
そんな、いのまたむつみ氏が描いた「朝霧陽子」というキャラクター。時代を感じさせる髪色やデザインでは有りますが、「女性」としての雰囲気を見事に表現されたキャラクターですよね。好きな子に告白もできない、そんないじらしい面を見せながらも、心の強さも感じる素敵な女性です。もっとも、そんな繊細な一面を吹き飛ばす展開(衣装)が待っているわけなんですけれど。
ビキニアーマーというジャンルの立役者
イメージイラストで、やはり目が行ってしまうのが肌色多めのビキニアーマー。アニメーションでは花に包まれた後、突然この姿になるのでかなりの衝撃です。
「どうやってこれで体を守るんだ」という正論、何回言われていたんでしょうね。でもエロかわいいので良しとしている人がほとんどでしょう。美少女物のファンタジー作品ではお決まり・・・というほどではないですが、ちらほら見かけるビキニにショルダーアーマーをつけただけのこの鎧のデザイン。その走りだと言われているのが「幻夢戦記レダ」なのです。
その後、ドラクエ3の女戦士で、おそらくこのジャンルは確かなものになったのでは無いでしょうか。
今回のレジンキットの発表に際して公開されたイメージイラストの「朝霧陽子」は、もちろんビキニアーマー状態です。期待しないわけにはいきませんね。いのまたむつみ氏が描く、この女性らしい柔らかな肉感をどこまで再現できるのか。レジンキットのクオリティもですが、自身の着彩技術にもかかっています。理想の肌を出すために、試行錯誤をして、思い出のキャラクターを再現しましょう。