”初”のプラモデル化!? 組み上げていくのが恐ろしくもカッコいい「PLAMATEA ガッツ 狂戦士の甲冑Ver.」がMax Factoryから発売になります!

第62回 静岡ホビーショーが開催中の今週。
新作の発表ラッシュが続き、当店でも予約可能な新アイテムがゾクゾク登場。大いに盛り上がっております。
その中から今回ピックアップしたのは、ベルセルクよりMax Factory(マックスファクトリー)から発売の「PLAMATEA ガッツ 狂戦士の甲冑Ver.」です。


PLAMATEA ガッツ

原作者の三浦健太郎氏の訃報がすでに3年前。
たくさんの期待と謎を残したまま絶望的に思われていた物語の完結が、まさかの形で叶おうとしています。
マンガ史に残る大傑作であることは間違いなく、止まらないガッツたちの戦いを、今は感謝とよろこびを噛みしめながら見守りたいと思います。


そして今までも数多くのフィギュアなどに恵まれたベルセルクですが、プラモデルによる立体化は意外にも“初”らしいです。すでにSNSなどで多くの関心が寄せられている一品。CGのイメージ画像にはなりますが、その出来栄えは十分に堪能できるはず。
ぜひご覧ください。


PLAMATEA ガッツ

まずは基本となる立ち姿。
ただ立っているだけであるにも関わらず、脱力し猫背で前かがみになった姿勢と、いっさい肌色が見えない禍々しい狂戦士の甲冑をまとったガッツの狂気が漂ってくるようです。
原作を知らない方でも、ただ事ではない雰囲気は感じ取れるのではないでしょうか。スゴイ。

 

PLAMATEA ガッツ

正面から。
注目すべきは頭部。特徴的でもある左右非対称の目。ちゃんと右目に光がありません。
シールか自分の塗装で表現するのかと思えば、塗装済みのパーツになるとのこと。個人的にこういったアシンメトリーを形にするプラモデルは大好きなので、頭部パーツの組み立てが楽しみで仕方ありません。



PLAMATEA ガッツ

後ろ姿。
長年旅を続けてきたガッツを象徴するマントも、いい塩梅です。
プラモデルならばマントもプラスチック製になるだろうと思っていましたが、まさかの布製。しかも表情がつけやすい針金入りなので、遊びの幅が広がりそうです。
素材はなんでしょうか。ナイロン?コットン? フィギュアに付く布製マントの弱点はホコリの付着や汚れなんですが、ガッツの場合は逆に汚いが正解なので、ガシガシ遊んでどんどんボロッボロにしたくなりますね。

PLAMATEA ガッツ

PLAMATEA ガッツ

PLAMATEA ガッツ

PLAMATEA ガッツ

そして驚いたのが、このポージング画像の数々。
かつてここまでの可動域をほこったプラモデルはあったでしょうか?ガッツなので、派手なアクションはマストですが、跳ね・着地・ドラゴン殺しとの構えなど、どこにもカク付いた部分がなく、柔軟なポージングに違和感を感じません。
まさに伸縮自在で体格に合うよう収縮する狂戦士の甲冑と、縦横無尽に戦いまくるガッツそのものです。

PLAMATEA ガッツ

パーツ分割の展開画像も届いていました。
いまや当たり前の接着剤いらずのパチ組できるプラモデルのようです。
頭部と胸部だけでもこれだけの細かいパーツ分割になるのですから、全体の可動域もそれは広くなるでしょう。
頭部と首部の接続パーツはポールジョイントでしょうか。
普段ロボット系のプラモデルしか作らない自分にとって、この部位で横向きのボールジョイントはとても新鮮です。

PLAMATEA ガッツ

PLAMATEA ガッツ

最後は塗装済み完成見本のイメージ画像。
そう!狂戦士の甲冑ver.ガッツといえば、この座り方。甲冑の重たさや関節や肩など場所による金属の色の違い、ドラゴン殺しの分厚く、重く、そして大雑把すぎた。それはまさに鉄塊だった感もCGの色とは全然違いますね。
色プラで部分塗装しかしない自分も、サフを吹くところから始めて、全体の塗装に挑戦してみたくなります。

PLAMATEA ガッツ

以上になります。


画像をズラズラっと見ただけですが、プラスチックという素材と鉄の集合体である甲冑の相性がものすごく良いように思えました。素顔パーツを付けずに鎧だけに全振りしたおかげで、全体的な質感の違和感は一切なし。ただただ狂気あふれるカッコいいプラモデルです。


こちらの「PLAMATEA ガッツ 狂戦士の甲冑Ver.」の発売日は2024年11月を予定。当店での予約締切は6月24日までとなっております。
冒頭でも既述したように、少しずつでも確実に進んでくれるベルセルクの物語に感謝をしつつ、こちらのプラモデルの発売も待ちたいと思います。



商品データ

PLAMATEA ガッツ 狂戦士の甲冑Ver.

  • メーカー Max Factory(マックスファクトリー)
  • 著作権表記© 三浦建太郎・スタジオ我画/白泉社
  • 原型制作 原型制作:大畠雅人
    制作協力:株式会社エンスカイPLUS
    完成見本:清水 圭
  • サイズ 全高:約185mm
  • スケールノンスケール
  • JAN 4545784069431