【中級者向け】ファインモールド1/48 帝国海軍 零式艦上戦闘機 五二型 甲(中島製)を作る! 前編

零戦パッケージ

パッケージかっこいいですねー!これから組み立てることを想像してワクワクします!

今回はコックピットやエンジンといった細かな部分の組み立てと機体の下地塗装をします。

このキットは本当に細かなパーツの形がシャープで、エンジンのような複雑な構造のものも調整なしでバッチリ収まります!

パーツ群

ポキッと折れそうなほど繊細なパーツ…
注意深く組み立てていきましょう。

【必要な工具】
・NT-003n スタンピングスポンジ
・HGワンタッチピンバイスセット

【必要な塗料】
・メカサフへヴィ 50ml
・H8 シルバー(銀) 水性ホビーカラー
・H9 ゴールド (金) 水性ホビーカラー
・H59 濃緑色 (暗緑色) (1) 水性ホビーカラー
・H32 ダークグレー (フィールドグレー1) 水性ホビーカラー
・H61 明灰白色(1) 水性ホビーカラー
・H63 青竹色 水性ホビーカラー
・H76 焼鉄色 水性ホビーカラー
・Mr.カラー C92 セミグロスブラック
・Mr.カラー C126 コクピット色 (三菱系)


コックピットを組み立てる

第一関門!
組み立てるパーツの多さ、色の細かな塗り分け、計器盤のデカールなど一番難易度が高いのはここかもしれない…。
まず説明書の色指定通りにパーツを塗りわけます。

スジボリ

穴開けが必要なパーツもあります。ピンバイス必携です。

スジボリ

そしてここが一番苦悩した部分…「計器盤のデカール」です。

ブラシ掛け


とにかくデカールが小さい。
指でデカールをずらすと…

ブラシ掛け

デカールが指に張り付いてしまって、思い通りに貼れず苦悶しました…(あるあるですねw)
デカールを貼る部分に凹凸があり、接着がうまくいかなかったので、ぜひ「Mr.マークセッター」を使用してからデカールを貼ることをオススメします。
私の場合はUV硬化接着剤をデカールの上から塗り、硬化させ固定しました…。

ブラシ掛け

苦戦しながらも完成!小さな計器類がコックピットの情報量を増やしてくれていますね。

エンジンを組み立てる

零戦のエンジン栄 (エンジン)は7気筒×2列の14気筒の星形エンジンです!

     

ヤスリ掛け画像

セミブラックで塗装した後にスタンピングスポンジを使って、シルバーでチッピングしました。

ヤスリ掛け画像

このパーツは2種類あります。取り付ける方向も決まっていますので、説明書をよく見て取り付けに注意してください。写真の通り、パーツがエンジンとしっかり嚙み合えばOKです。

ヤスリ掛け画像

そしてここから私が前回「帝国海軍 零式艦上戦闘機五二型(中島製)」で組み立てを失敗した箇所です!みなさんもご注意ください…。

ふき取り画像

「排気管」です。前回はランナーからパーツを外してから塗装したのですが、どのパーツをどこに嵌めればいいのか説明書を見ても分からなくなってしまいました。今回は前回の反省を活かして、ランナーに取り付けたまま、塗装しました。

比較画像1

比較画像1

ご覧の通り今回はうまくいきました!エンジンカウルの穴からキレイに排気管が出ています。

360°エンジンを見てください。これ完成後には隠れて見えなくなっちゃうんですよーこんなに美しいのにもったいない!
組み立て人だけが知っている美しさですね。

まとめ

まとめ

機体の下地にはメカサフ ヘヴィを吹き付けました。今回はここまで!

正直、ここから塗装をせずにキャノピーやピトー管といった部品を付けて完成!にしても全然かっこいいし、満足感もあるかと思います。
ですが、せっかくなので機体の筆塗塗装とデカール貼りまでして完成までもっていきます!
それではまた来週!

商品データ

1/48 帝国海軍 零式艦上戦闘機 五二型 甲(中島製)

  • メーカー ファインモールド(FineMolds)
  • JAN 4536318491040