飛行機模型入門者に超オススメの零戦!ランナーに色付き、最低限の塗りでも楽しめます!ファインモールド1/72 帝国海軍 零式艦上戦闘機 五二型(三菱製・初期型)
今回は「ファインモールド1/72 帝国海軍 零式艦上戦闘機 五二型(三菱製・初期型)」です。この飛行機模型はなんとパーツごとに色が付いてるんです!ガンプラなら当たり前だけど、飛行機のプラモデルでこれは珍しい…。機体色は零戦そのものの色なので「この色を活かして組んでもいいよ!」というファインモールドのメッセージに違いないと勝手に考えて、かなり工程を省きました!今回は「零戦っぽい」を目指して組みます!
▼ご覧の通り濃緑の美しい成型色。パーツ数も少なくサクサク組めそう。
【必要な塗料】
・H59 濃緑色 (暗緑色) (1) 水性ホビーカラー(GSIクレオス)
・H61 明灰白色(1) 水性ホビーカラー
・H8 シルバー(銀) 水性ホビーカラー(GSIクレオス)
・H32 ダークグレー (フィールドグレー1) 水性ホビーカラー(GSIクレオス)
・H63 青竹色 水性ホビーカラー(GSIクレオス)
・C131 赤褐色 Mr.カラー(GSIクレオス)
・水性プレミアムトップコートスプレー(半光沢)(GSIクレオス)
・Mr.ウェザリングカラ-グランドブラウン(GSIクレオス)
・Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液(GSIクレオス)
※筆塗りについてはこちらをご覧ください▼
【筆塗り初心者向け】プラモデル塗装ってハードル高い…。まずは道具が簡単に揃う「筆塗り」からはじめませんか?
※C131 赤褐色のみMr.カラー(ラッカー塗料)です。塗料を溶く際には、Mr.カラーうすめ液を使用してください。
塗装工程を省く
コックピットは色を塗ってません。なぜなら外側からほぼ見えないからです。
そして成型色(プラスチックパーツの色)も実際の色に遠からずといったものなので、ここは大胆に省きました。
今回、塗装に使った色はわずか6色。
工程を減らすために自分ルールを設定しました。
❶成型色が実際の色に近いものは塗らない
❷遠目で見てあまり目立たない細部は塗らない
黒色は「つや消しブラック、タイヤブラック、フィールドグレー、セミグロスブラック、カウリング色」と塗装指示がありますが、成型色が黒のものは塗らないですし、黒じゃないところはすべて手元にあった「フィールドグレー」で塗りました。
▼こんな感じで色分けしました。明灰白色(1)は裏面全体を2回塗り重ねるので30分ほど時間がかかります。それでも通常の飛行機模型に比べれば、塗装の時間はかなり短縮できるはずです。
デカール工程を省く
私自身細かいデカールを貼るのがすごく苦手で、1/72スケールともなれば1/48スケールよりさらにデカールは小さくなるわけです。なので思い切って小さなデカールはあきらめて、大きなデカールだけを貼ることにしました。
すべての日の丸、尾翼の機体番号、識別帯、撃墜マーク、「フムナ」の赤いラインしか貼りませんでした。他の細かなデカールは一切貼っておりません。
完成
デカールを貼りおえ、「水性プレミアムトップコートスプレー(半光沢)(GSIクレオス)」を吹きました。
どうですか!十分「零戦っぽい」でしょ?
+αの工程
余力があれば、ウォッシングの工程がオススメ!
ウォッシングとは、スミ入れ塗料を全体に塗ってから、拭き取ることでうっすら汚れたような加工を施すこと。
Mr.ウェザリングカラ-グランドブラウン(GSIクレオス)を塗り
Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液を綿棒に染み込ませて、拭き取りました。
今回はこれでフィニッシュ!
まとめ
どうでしょうか?十分それっぽい雰囲気ありますよね。
玄人の方には怒られてしまうような工程ではありますが、私としては出来上がりに満足です。
初心者の方も自分の満足できる出来を目指して「この工程無くても大丈夫なんじゃない?」と気軽に組んでみてはいかがでしょうか。その気軽さに十分に応えてくれるキットです。
このキット¥2000(税込)とかなり手に取りやすい価格です。
ぜひ手に取って楽しんでみてください。
それでは、また来週!