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英・MACシップ・アマストラ・タンカー空母(ラパナ級)
商品説明
全長142m・基準排水量8031トン・ディーゼル機関1軸・最大速力14ノット
4インチ単装砲1基・20mmエリコン単装機銃8基・ソードフィッシュ4機
アマストラは、商船航空母艦(MAC 船)に改造されたロイヤル・ダッチ・シェル社の 石油タンカー9 隻のうちの 1 隻。このグループは総称してラパナ級として知られている。
アマストラはリスゴーで建造され、1935年3月にロイヤル・ダッチ・シェル社の石油タンカーとして完成した。ノース・シールズのスミス・ドックでMAC船に改造され、1943年9月に就航した。MAC艦であるため航空機格納庫はなく、イギリス海軍の管理下で運航しながらも貨物を運び続けた。航空乗組員と必要な整備員のみが海軍人員であった。戦争の終わりに、アマストラは石油タンカーに再改造され、1951年にイダスに改名されました。 1955年6月にラ・スペツィアでスクラップとして解体されるまで、この任務に従事した。
MACシップまたは商船空母とは、第二次世界大戦前半にイギリス海軍が運用した商船に飛行甲板を設置した簡易航空母艦の事である。護衛空母の大量就役まで、船団護衛の役目を担い、ドイツ軍の通商破壊に対抗した。
商船の船体上部に全通飛行甲板を設置して航空艤装はなされてはいるものの、商船として運用され、貨物や油の運搬能力も残されている。運航は民間籍のまま民間の船員によって行われ、航空関係者だけが軍人であった。最初に完成したMACシップは、1943年7月竣工のエンパイア・マックアルペインである。これは、建造途中の穀物運搬船をMACシップとして設計変更したものである。MACシップは船団護衛の対潜哨戒において、十分な役割を果たしたものの、護衛空母が大量に就役するにいたって、その役目を終え、戦争後半に通常の商船に戻されている。原型となった船によって若干異なるが、船体に支柱が立てられて130mから140m程度の飛行甲板が張られ、右舷に小さな船橋構造物が置かれている。飛行甲板には4条の着艦制動索が設けられた。どのクラスでも搭載機数はソードフィッシュがわずか4機であった。
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