1/35 WW.II 日本海軍水陸両用戦車 特二式内火艇 カミ （スマートキット）

商品説明

■1/35スケールで太平洋戦争で日本海軍が配備した水陸両用戦車、特二式内火艇を再現
■フロート未装着の状態をモデル化
■履帯は組み立てが手軽なベルト式のDSトラックを採用
■車体上部、下部などスライド金型を使って形状を正確に再現
■操縦手、無選手車体上部や砲塔、換気グリルの各ハッチは開閉を選択可能

●特異な姿の水陸両用戦車の陸上状態を再現

実車について
第二次世界大戦で日本海軍が陸戦隊の装備のひとつとして陸軍の協力のもと開発、装備したのが水陸両用戦車の特二式内火艇(カミ)です。ベースとなっているのは陸軍の九五式軽戦車で全面的に溶接構造を採用、ハッチにはゴムシールを装備していました。砲塔は二式戦車の砲塔を使用。主砲は一式37mm戦車砲を装備していました。車体の前後には浮力を得るための着脱式のフロートを装備。前部フロートには前期型と後期型の2種類があり、後期型は一体式だった前期型と異なり左右分割式となっているのが特徴でした。港湾施設が不十分な南方の島々へ潜水艦で沿岸まで運び、その後自力航行し上陸。フロートは上陸後に外され、通常の戦車として進撃を続けたのです。1942年に制式化されたのち、終戦までに前期型と後期型を合わせて約180両を生産。サイパンで実戦に初投入され、ニューギニアなどの南方で活躍。激戦の硫黄島でも使用されたのです。

モデルについて
モデルは1/35スケール、全長約21㎝で日本海軍の水陸両用戦車、特二式内火艇(カミ)をフロートなしの状態で再現したプラスチックモデル組み立てキットです。戦後も生き残った車両を採寸して特徴ある形状を正確に再現します。形状のみならず細部のディテールを詳細に表現するためにスライド金型を多用して車体下部、車体上部をしっかりと再現。サスペンションや足回り、水陸両用車輌ならではのスクリューパーツ、さらに、砲塔や一式37mm砲、97式軽機関銃などもしっかりとモデル化され、メカニカルで特徴的な仕上がり。足元を固める履帯には組み立てが手軽なベルト式DSトラックをセットしています。ユニークな形状はミリタリーモデラーには見逃せません。