1/72 ポエニ戦争：ローマ共和国軍・ ウェリテス 軽装歩兵 (30体・10ポーズ)

商品説明

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ウェリテス（ラテン語: Velites）は共和政ローマ初期～後期におけるローマ軍の軽装歩兵で、軍団兵が戦陣に投入される前に活動する散兵として敵を撹乱する役割を担いました。はじめは主にローマ市民の中で資産のない者あるいは若年者がウェリテスを務めましたが、しだいにアウクシリア(支援軍)としてローマ市民権を持たない志願兵や同盟部族が担うようになりました。軽装歩兵であるウェリテスは、自費で購入した軽装の胴鎧に青銅製の兜、グラディウス（剣）とプギオ（短剣）、丸盾、そして投げ槍を数本のみもって戦場に赴きました。またウェリテスは他の軍団兵とは異なり、兜の上に狼の毛皮を纏うことで敵味方を識別していました。紀元前2世紀末のマリウスの軍制改革により武具が国より支給されると、兵装や訓練の均一化により作戦展開能力が向上し、その結果ウェリテスが果たす役割が後退することで、その存在はローマ軍から消えていきました。