伊・IMAM Ro.43艦上偵察機・イタリア・スペイン仕様

商品説明

Ro.43 は、イタリア海軍が 1933 年に要求した、艦船から活動する海上偵察隊に装備するカタパルト発射式偵察機を満たすために設計された。同じ設計者による Ro.37 Lince 偵察機から派生した Ro.43 は、1934 年に初飛行した。この飛行機は、鋼管と木材で作られ、アルミ合金と帆布で覆われていた。折りたたみ式のガル上翼と逆ガル下翼を備えた2人乗り複葉機で、軽武装で時速約300 km 、航続距離1,000 km 以上の性能があった。この性能は仕様の要件を十分に満たしていたため、採用が決定された。
1943 年 9 月、イタリアの敗北は明らかになったため、イタリア海軍の航空士のグループは IMAM / Romeo Ro.43 水上機 8 機をラ スペツィアからラ マッダレーナまで飛ばすことを決めた。ドイツ軍が地元の兵器庫を占領し始めた瞬間に離陸し、2 機は撃墜されたが、残りの 6 機はスペイン領バレアレス諸島にたどり着いた。Ro.43 はそこで抑留され、後にスペイン海軍航空隊で HR.7 として運用された。

キットはレジンパーツ・エッチングパーツが付属。
デカールはイタリア軍1種とスペイン軍1種。