【レビュー】タミヤ 1/35 フクイラプトルを組み立て・塗装してみた!手軽なのに精密な恐竜プラモデル

タミヤの「クリックロック 1/35 恐竜シリーズ」から発売された「1/35 フクイラプトル」を実際に組み立て、塗装してみました。
このキットの特徴は、なんといっても接着剤を使わずに組み立てられる手軽さと、それでいて、恐竜らしい精密な造形もしっかり楽しめる点です。
今回は実際にパチ組みから塗装まで行ってみて、どのようなキットなのかをレビューしていきます。
パーツ数が少なく、組み立ては約20分!
まず驚いたのはパーツの少なさ!
▼ランナーは1枚のみ

恐竜の全身を再現したプラモデルですが、パーツ数が少ないため組み立て作業はスムーズ。
実際に組んでみたところ、完成までにかかった時間は約20分でした。
しかも接着剤は必要ありません。パーツを順番にはめ込んでいくだけなので、「今日はサクッとプラモデルを作りたい」というときにも楽しめそうです。
パーツ同士の合いも良く、ギュッとしっかり合わせると、合わせ目がほとんど気にならない状態に仕上がります。
▼パチ組みの段階でも、かなり完成度の高い姿になります。

特徴的な頭部ランナーと作り込まれた下顎
「なんじゃこりゃ」となったのが頭部のランナー。
かなり特徴的な形で、頭部を左右に分割するのを避けたのではないかと思われます。(※金型は詳しくないです。)

頭部の下顎の作り込みもすごくて小さなパーツの中に細かなディテールがしっかりと入っていて、肉食恐竜らしい迫力が一気に増します。

まずは黒サフから塗装開始
パチ組みを楽しんだあとは、塗装していきます。
今回はまずブラックサーフェイサーを吹いて、そこから塗装をスタートしました。。

ベースとなる色を単純に塗り重ねていくのではなく、全身にスタンピングを行いながら色の濃淡を作っていきます。

使用したのはガイアカラーのニュートラルグレーⅡ、ニュートラルグレーIV、ニュートラルグレーVの3色。
これらを使って全身をスタンピングし、最初に「色の濃い部分」と「薄い部分」のアタリをつけていきました。

ブルーグレーとインペリアルグリーンで色味を追加
次に、色の濃い部分へブルーグレーをスタンピング。

グレーだけで仕上げるよりも色味に変化が出て、少し生物らしい雰囲気が出てきます。
さらに、ガイアカラーの「NTC-05 インペリアルグリーン」を薄く溶いてスタンピングしました。

この色を重ねることで、全体が若干明るくなり、単調だったカラーリングに色彩の幅が広がりました。
このあたりから「塗装した恐竜」ではなく、生き物らしく見えてきます。
口の中や歯、爪もしっかり塗装
細部も塗り分けていきます。
口の中には「NC-016 ディープクリムゾン」を使用。

深みのある赤系の色を入れることで、口を開けたときの迫力がかなり増します。
そして、歯や爪にはニュートラルグレーⅡを使用しました。
こうした細かな部分を塗り分けるだけでも、頭部の情報量がグッと上がります。
特に下顎のディテールが細かいため、塗装することで造形の良さがより分かりやすくなりました。
最後に縞模様を入れて完成
最後にニュートラルグレーVを使って、全身に縞模様を描きました。

この縞模様を入れるだけで、かなりカッコよくなります。
恐竜のカラーリングには正解がないので、どんな模様にするかはモデラー次第。
今回のように縞模様を入れてもいいですし、別の色や模様でオリジナルのフクイラプトルを作ってみるのも面白そうです。
まとめ
実際に組み立て・塗装してみて感じたのは、「手軽なのにかなり遊べるプラモデル」ということ。
パーツ数が少なく、組み立ては約20分。パーツをしっかり合わせれば合わせ目も気になりにくく、パチ組みでも十分楽しめます。
一方で、塗装を始めると、精密な造形がさらに活きてきます。
色を重ねるたびにフクイラプトルがどんどん生物らしくなっていく感覚があり、とても楽しく塗装できました。
そして、これだけ遊べる精密なプラモデルが748円(税込)というのは、かなりお得だと思います。
現在は欠品中で購入できない状態ですが、タミヤ製品なので今後の再生産にも期待したいところです。
パッケージではオレンジをベースに茶色の縞模様が入ったフクイラプトルが描かれていますが、もちろん模型は好きな色に塗ってOK。
リアルな恐竜カラーを目指すのもよし、今回のように自分好みの色や模様で仕上げるのもよし。
ぜひ自分だけの「オリジナル・フクイラプトル」を作ってみてください!
