甲羅がメインディッシュ!ARTPLA ガメラ(1999)Re:イマジネーションを組み立てレビュー!

今回は海洋堂のARTPLA SCULPTURE WORKSシリーズから「ガメラ(1999)Re:イマジネーション」を組み立てレビュー!1999年公開の映画『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』に登場するガメラを立体化したキットです。
箱からランナーを取り出すと、まず目に飛び込んでくるのがARTPLAならではの巨大なパーツ!今回の目玉は何といっても、手のひらほどの大きさがあるガメラの甲羅でしょう。

どのランナーも大きなパーツが目立ちますが、細部にはびっしりとディテールが刻まれています。組み立てる前から眺めているだけで楽しくなるランナーです。



まずはガメラの四肢から組み立て!
これまでのARTPLA、ゴジラやキングギドラでは、芯材のようなパーツに表皮パーツを貼り合わせていく構造でした。今回のガメラは少し異なり、芯となる部分があらかじめ表皮と一体化しており、そこへ別の表皮パーツを接着していく作りになっています。
特に感心したのが、ゲートとパーツの合わせ目への配慮です。ゲート跡は完成後に見えなくなる芯材部分に集中するよう設計されており、処理の手間が抑えられています。
▼ゲート跡

さらに、合わせ目の処理も見事。例えば脚のパーツは、太ももとふくらはぎでパーツの合わせ目が一直線にならないよう、位置をずらしてあります。これによって接着部分が目立ちにくくなり、完成後の自然なシルエットにつながっています。
▼合わせ目

組み立てを始めて約2時間。まずは四肢が完成しました。

大きなパーツを組み合わせるたびに一気に形になっていくのが気持ちいい!この段階でも、腕や手の質感・造形は素晴らしいの一言。皮膚の細かな凹凸や生物らしい表情がしっかりと再現されています。

頭部は細かなパーツ分割
続いて頭部を組み立てます。上あごと下あごをそれぞれ組み立ててから接着する構造。歯や舌まで細かくパーツ分割されています。開いた口から見える造形には迫力があります。


いよいよメインディッシュの甲羅へ!
四肢と頭部が完成したら、いよいよ今回のメインディッシュ、甲羅の組み立てです!


まずは甲羅に四肢と頭部を差し込み、接着していきます。ここから甲羅の外側に鱗板パーツを貼り付けていくのですが、これがなかなかのボリューム。鱗板パーツは数が多く、取り付け位置を間違えないよう、いくつかのパーツを切り離しては接着する作業を繰り返します。


作業自体はシンプルですが、少しずつ甲羅が出来上がっていく過程がとにかく楽しい!二段目の鱗板まで貼り終えたら、最後は中央の大きな鱗板をパチパチパチと取り付けていきます。
そして完成した甲羅がこちら!


この有機的な生物感がたまりません。鱗板の一枚一枚に立体感があり、横から眺めたときの厚みや凹凸も見事。単なる亀の甲羅ではなく、ガメラという巨大生物の一部としての説得力を感じさせる造形です。最後の鱗板パーツを接着し終え、完成した姿を目にしたときの達成感は格別です。
台座のジオラマも見逃せない!

最後は台座部分。主役はなんといってもギャオスハイパーです。頭部も分割されており、細かなディテールまで再現。ガメラに倒された姿が見事に表現されています。

さらに、台座には鉄道やハチ公など、映画の舞台を思わせる小物も配置されています。こうした細部にも海洋堂らしいサービス精神を感じますね。

ガメラ(1999)Re:イマジネーション完成!
すべてのパーツを組み合わせ、ガメラのみサフを吹いて一旦完成!



サフのみの状態でも、この迫力と存在感。大きな四肢や頭部、そして圧倒的なボリュームの甲羅が組み合わさることで、ガメラの力強さが存分に伝わってきます。
組み立てにかかった時間は約7時間。パーツ数や接着作業の多さを考えると決して短くはありませんが、作業に没頭していると時間を忘れてしまうほど楽しめました。
大きなパーツを組み合わせて一気に形にしていく爽快感と、細かな造形を少しずつ完成させていく満足感。その両方を味わえるのがARTPLAの魅力です。
一般的なプラモデルとはひと味違う、ARTPLAならではの組み立て体験。ガメラ好きはもちろん、生物造形や大型造形が好きな方にもぜひ注目してほしいキットです!
それでは、また来週!
