長い時を経て。『ロックマンX』シリーズより主人公のプラモデル「KP628 ロックマンX エックス」がコトブキヤより再販決定です
ファミコン時代から数えれば今年で生誕37年になるロックマンシリーズ。
その派生作品としてスーパーファミコンで登場したのが「ロックマンX」シリーズ。
当時のカプコン特有のバチクソ難しいゲーム性を継承しつつも、オリジナルとはまた違うシリアスなストーリーと深い世界観、絡み合う人間(レプリロイド)関係にアダルティな雰囲気を感じつつ、ワクワク以上にドキドキしながらプレイしていた子供時代でした。
そんな懐かしい気持ちを思い出しつつ紹介したいのが、ひさしぶりの再販が決まったコトブキヤのプラモデル「KP628 ロックマンX エックス」です。
待ち望んでいた方も多かったのではないでしょうか。
ところどころにエックスへの作品愛を感じる事ができる、すばらしいキットとなっています。
まずは正面。
素手とエックスバスター装着ver.と一緒に。
1993年のシリーズスタートから2005年までのX8まで、基本は変わらないものの少しずつビジュアルが進化していったエックス。今回のキットはX4以降の等身があがり、マッシブ(という言い方もおかしいですが)になったプロポーション。
シンプルながらもカッコいいと思わせるクオリティの高さは、流石としか言いようがありません。
後ろ姿。
こちらもいたってシンプルではありますが、プラモながらも哀愁漂う雰囲気はエックスだからこそ。
何点かアクションポーズを。
エックスバスターはゲームに準じて、左右選択での装備が可能。
握り手・平手・添え手の3種のハンドパーツを差し替えできるので、パッケージや宣材広告などで有名なあのポーズやあの場面も容易に再現できるようになっています。
そして、このキットに付属するエフェクトパーツを見た時、開発者の方々わかってるなぁと感嘆しました。
ロックバスターのチャージショット用のエフェクトパーツ。
見る人が見ればわかるのですが、このチャージショットの色、イエローとグリーンの組み合わせなんですよね。つまりX4以降の色合いが採用されているわけです。
「?」な方も多いでしょうが、実はX1~X3のチャージショットはブルーとピンクなんですよ。スーファミからプレステに移行したX4のタイミングで色が変わり、今回の色の組み合わせに変更されています。
少々マニアックな話ではありますが、興味ある方は画像やプレイ動画をググってみてください。
よく見た・よく使ったダッシュのポージングも、エフェクトパーツと組み合わせれば よりパーフェクトな再現度!
差し替えのフェイスパーツは、正面向き通常顔・右向き食いしばり顔・左向き咆哮顔の3種が付属。
縦に長い眼は、これまたX4以降のもの。横に大きかったX3までとは変わり、このデザインのおかげで作品の世界観によりマッチした大人びた印象に変わりましたね。
ヘルメットの額の赤い部分がクリアパーツなのもポイント。メカニカル感が出ています。
以上になります。
スーファミ時代の昇竜拳や波動拳など、お遊び的隠し要素が楽しかったロックマンX。ネットがない時代、偶然見つけた友だちの家に上がりこんで、みんなで盛り上がったなぁと、今回のキットを見ながらいろいろと感傷に浸ることができた、思い出深いゲームシリーズです。
2018年にアニバーサリーコレクション2が発売されたものの、シリーズはX8で今のところ終了しているので、復活・再開することを心待ちしています。もちろん2Dアクション仕様でお願いしますよ、カプコンさん!
こちらの「KP628 ロックマンX エックス」は2024年8月に再販予定。予約締切は6月14日までとなります。
今度、実家のスーファミ本体とカセットをサルベージしてみようかな。久しぶりにやりたくなってきた。
商品データ
- メーカー コトブキヤ(壽屋)
- 著作権表記© CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
- 原型制作 設計 株式会社アストレイズ、千葉 翔平(KOTOBUKIYA)
- サイズ 全高/約135mm
- スケール1/12
- JAN 4934054037544