世界中にユーザーが拡大する人気ホラーゲームDead by Daylightよりフェイズウォークで迫りくるスピリットのスケールフィギュアが登場！

なぜだかホラーものに惹かれてしまう人にとってホラー映画やホラーゲームはついついのめりこんでしまうものですよね。
ホラー系のものにしかない緊迫感や緊張感はもうしばらくいいやと思っても時間が経つとまた味わいたくなってしまいます。
実際にホラーゲーム通称ホラゲはゲーマーの間でもやりこんでいる方はきっと多いことでしょう。
ホラーゲームの中でもその怖さはピンキリでなんともぬるいものもあって物足りないと感じることもあると思いますが、本格的なホラーゲームが好きな方の中でDead by Daylightをプレイしている方も多いのではないでしょうか。
Dead by Daylightはもともとカナダで生まれたゲームですが、日本を含め世界中の国々で着々とユーザー数を伸ばしている勢いのあるホラーゲームの一つです。
Dead by Daylightの世界ではプレイヤーが殺人鬼とサバイバーに分かれてプレイするのですが、殺人鬼の中でも何かと話題になったのがスピリットという亡霊の殺人鬼です。
ゲームの中でのスペックを考えてもスピリットは強い殺人鬼ですので好きな方も多いと思いますが、そんなスピリットが非常にリアルなフィギュアとして登場しましたので、ご紹介していきたいと思います。

ゲーム内で見せる不気味で恐ろしい造形を見事に表現

Dead by Daylightのスピリットといえば、殺人鬼の中でも少数である女の姿をしているんですよね。
ホラゲの中でも人気の高いDead by Daylightですが、その理由の一つは世界観がしっかり設定されているのと殺人鬼一人一人に背景や経緯といったストーリーがあることだと思います。
スピリットの正体が山岡凜という女子大生であることはご存じだと思いますが、スピリットが初の日本人の女性の殺人鬼ということで登場時は話題にもなりました。
スピリットを殺人鬼にたらしめた感情は憎悪と怨念だと思いますが、母親を惨殺された上に娘である自分自身にまで刀を振り下ろし殺意を向けてきた父親に対しての怒りと憎しみが実にリアルに再現されていると思います。
もしかしたらゲーム中のスピリットよりも三次元で立体化されたこちらのフィギュアのほうが怖さは勝っているかもしれませんね。
フィギュアを手掛けたのはGecco（ゲッコウ）という会社ですが、欲しいものに対して徹底的にクオリティにこだわるメーカーだからこそ、ゲームの世界観を全く壊さない実にリアルなスピリットが再現されていることが感じられます。

実際に間近で見てみるとよくわかりますが、造形はもちろんのこと彩色の技術が特に素晴らしいのです。
切断された両腕と足、そして腹にも傷がありますが、その切断面やガラスの破片が刺さった様が生々しく、痛々しい感じがいろんな意味でホラー感を醸し出しています。
表情とまとう雰囲気だけで父親に母親を殺された憎悪と自身にまで手をかけようとする父親への怨念、そして割れたガラスの上を這ってでも逃げようとした執念といった感情が背景に見て取れるような精巧さがありますね。
そして手に持っている刀から滴る血液の演出もおぞましさがあり、父親に殺されたのと同じ刀を所持しているというだけで父親に対する復讐心がありありと伝わってくるようです。

さらに注目すべきなのはスピリットの背景を形作る台座が日本をテーマにした山岡邸となっているところです。
もともと繁栄していた山岡一族でしたが、山岡凜が殺される頃には山岡邸はすっかり崩れかかっており、苔むした灯篭には年月の流れと山岡一族の衰退を表現しているかのような哀愁さが漂っています。
山岡邸をフィールドとしてスピリットと戦ったことがある方は、ゲーム内での手に汗を握る感覚を思い出してしまうかもしれませんね。
スピリットと言えば、移動速度が他のキラーよりも遅いものの、幽体になることで発動するフェイズウォークにより高速移動ができるようになるというチート技を持っています。
サバイバーからは姿が確認できなくなるというまさに亡霊の状態になるので、このスピリットのフィギュアが自宅にあるだけでサバイバー側のドキドキ感や緊迫感が再現されるかもしれませんね。

とにかくリアルさを追求したこのフィギュアでは、瞳部分に発光ギミックを使用したり、ガラス部分にABSを使用するなど様々な工夫が施されていますが、スピリットの表情も憤怒と苦悶を使い分けることができるようになっています。
父親への復讐心や恨みつらみに支配された怒りの表情と肉親に切り刻まれる痛みと苦しみを如実に表現した表情は、サバイバーとしてスピリットに追いかけられる怖さを現実でも感じてしまいそうなほどです。
キラー側でプレイしているときは殺人鬼であるスピリットの表情を見ることはできませんが、これほどリアルなフィギュアであれば自宅にいながらいつでもリアルなDead by Daylightの世界を作り出すことができてしまいます。
この世界を創ったエンティティに選ばれた山岡凜の怨念はすさまじいものだったのでしょう。
エンティティに生贄を捧げるべく執拗にサバイバーを追い回すチェイス能力がそれを演出しているかのようで、そのおぞましさを再現したこのフィギュアこそ、Dead by Daylightファンなら手元に置いてみたいのではないでしょうか。