苦労人で完璧主義で高火力ヤンデレアタッカーで脱ぐとすごい…属性マシマシな416が限定スキンでフィギュア化！

育成・戦略シミュレーションゲーム「ドールズフロントライン(少女前線)」から416が限定スキン「アキツナデシコのキャンディVer」でフィギュアになりました。

ドルフロは中国で作られたソーシャルゲームで、ゲーム性は艦これに近い内容になります。
銃とセットになった戦術人形を育成・編成して戦闘シミュレーションするものです。
実銃を元ネタにしており、設定上は擬人化ではないものの元の銃を踏襲したキャラクターが多く存在します。
FPSなどは権利関係か実銃をそのままゲーム内に登場させることが少ないのですが本作はばっちり実在の銃が出てきます。

プレイヤーは指揮官として戦術人形の育成や編成・指揮(操作)を行います。
物語はAnti-Rain小隊(AR小隊)を中心に進みますが、陰からシナリオに大きく関わる部隊がいます。
それが存在しないことになっている秘密小隊「404小隊」です。
存在しないはずの機体や秘匿された部隊にに惹かれてしまうオタク心がよくわかっています。
416はこの404小隊の隊員です。

404小隊全体として人気が高いのですが、416もかなりの人気を誇っています。
自身が最も作戦能力の高い人形だと自負しており、事実能力も高い。性格は冷淡と評されますが敵愾心が強くムキになりがち。
さらには完璧主義ととっつきにくい感じもしますがG11の面倒を見て上げていたりボケがいればツッコミに周りとまさかの苦労人ポジ。
またコラボイベントでは一杯のビールで酔っ払って手が付けられなくなるサマが描かれました。
ここまでならプライドが高くて面倒見がいいだけでハイスペックキャラとしてはちょくちょくいる子で収まったかもしれませんが韓国版ドルフロで事件が起こりました。

翻訳時にニュアンスに問題があり、セリフがヤンデレチックになってしまいました。
まあ翻訳がちょっと不思議な感じになるのは複数言語でリリースされているゲームではよくあることなので放っておくか修正すればいいものを公式がまさかの逆輸入。
4月16日には「私だけがいれば十分」と416からメールが届く運びになりました。
日本でも毎年4月16日には怪文書もといメールが届きます。
ひょんなことからヤンデレ属性がついてしまって可哀そうな気もしますが正直流れが面白過ぎる。

性能の方も性格を反映してか大変攻撃的な構成です。
そもそもドルフロのアサルトライフルがアタッカーになりますがその中でも416は高倍率の榴弾スキルを持つ最高レベルの火力です。
陣形効果もSMGのバフと攻撃的で防御面を投げ捨てた火力特化のキャラクターになっています。
MODもさらに火力を増す仕様です。改造の難度が高いのが難点ですが目指す価値のある子です。

容姿はぱっつんロングストレートの銀～水色の髪に黄緑色の目、デフォルトのスキンは軍服風の出で立ちとスタイリッシュでとらえどころのない特殊部隊らしい姿です。
左目の下の雫型のタトゥーが特長的です。
かなりスレンダーな体型にも見えますが重傷時差分で着やせするタイプだと判明しました。

今回フィギュアになった「アキツナデシコのキャンディ」でもボディラインががっっっつり出ています。
さすがに通常時の姿で重傷時ではありませんでした。当然です。
「アキツナデシコのキャンディ」は上海で行われた「Girls’ frontline Expo SHANGHAI」のメインビジュアルに描かれた衣装で、ゲーム実装以前は「EXPOスキン」(エキスポスキン)と呼称されていました。統一テーマのスキンで、一緒にメインビジュアルに描かれたAR小隊・404小隊の面々とスキンパックで実装されました。兎テーマでイースター感のあるお祝いにふさわしい雰囲気です。

ポージングも左手を差し出す立ち絵の再現で、もの言いたげな表情もきれいに作られています。
涙型のタトゥーもきっちり主張しています。ちなみにですがティアドロップタトゥーというと殺人の経験や、復讐を意味することがあります。
もとになったHK416が訴訟によってHK M4から名称を変更したことに由来するとされており、作中でのセリフと相まって復讐の意味合いがピッタリになっています。

花やリボン・ストーンと布地の質感の違いがパッと見でわかる仕上がり。本当に表面の材質が違うのか、メーカーからもサテンの艶と言っていますが写真越しでもこんなに伝わるんですね。ニーハイの透け具合もよく出ています。

416の髪はやや水色がかった銀色でとても繊細な色をしています。フィギュアも髪はクリアパーツで作られており透明感があります。

ローアングルの写真がないので確認できませんがおそらくガーターベルトも再現されているはず…ご自身でお確かめください。

DX版ではリボンがあしらわれたオリジナルデザインの台座が付属、イメージにピッタリあっています。
スケールが1/7とフィギュアとしては標準かやや小さいくらいのサイズですがこれだけしっかりした台座が付くと存在感がありそうです。

この完璧な戦術人形を是非お迎えしてくださいね、指揮官。