コアなファンが多数いるメイドインアビスから成れ果ての姫ファプタのスケールフィギュアが登場！

ファンの間では何かと話題になるメイドインアビスですが、物語が進むにつれてどんどん残酷さが増してくるので今ではかなりコアがファンがついているような印象があります。
はじめは12歳くらいの女の子と突然現れたロボットの男の子がアビスの大穴を冒険するというほのぼのファンタジーだったのですが、アニメ1期の後半あたりから一気にグロ描写が増えて初見の人をたくさんびっくりさせてくれたことと思います。
アニメ第2期である烈日の黄金郷編も1期を上回るインパクトを毎回残してくれて、放送終了後にはtwitterでトレンド入りを果たすなど大きな影響を与えてきた作品だと思います。
印象に残っているキャラクターはたくさんいると思いますが、2期のアニメ放送の中で強烈なインパクトを残したのがファプタではないでしょうか。
深界6層に住み、成れ果ての姫と呼ばれている存在ですが、人間離れした見た目はさすが深界6層に住んでいるだけのことはあると感じてしまうかもしれません。
特に謎が多く、物語の鍵を握る存在でもあるファプタが精巧なスケールフィギュアとなって発売されることになりましたので、いち早く詳細をお届けしていきたいと思います。

成れ果てとなったファプタの姿をリアルに再現

ファプタが登場するアニメ2期は壮絶な過去を背負うファプタの感情が爆発するシーンが多く、多くのファンが胸打つこととなったと思います。
原住民の子供だったイルミューイから生まれたと言われるファプタは、褐色の肌に4本の腕、そして白い羽のような体毛が特徴的ですよね。
人間離れした神秘的な姿をフィギュアにするにはとても高度な技術が必要になりますが、造形も彩色も非常に繊細に施されているのが伝わってきますね。
リコやレグとじゃれて戯れる可愛いファプタと怒りや憎しみに溺れて暴れまくる凶暴なファプタと様々な顔を見せるファプタの魅力がぎゅっとこのひとつのフィギュアに詰め込まれているように感じますね。
まさに価値の化身と言われるにふさわしい神秘的なたたずまいを再現したフィギュアだと思います。

後ろから見ると、こんなにモフモフなのかと感心してしまいそうです。
こんなモフモフのマスコットみたいに可愛いのにどこにでも行けて、死ぬことのない不滅の命を持っているんだからすごいですよね。
こんな小さな背中で自分を生んだ母であるイルミューイの憎しみをすべて背負っているんですから、後ろ姿からも背負ってきた過去の壮絶さと「勝手に決めるな。『価値』は自ら知りにゆくそす」と決意を胸にするファプタの強さが伝わってきますね。
兄弟たちを食い物にした村人たちを憎悪し、母を村へと変えた怒りで根絶やしにしたいと思い続けたファプタはさぞつらかったことでしょうね。
原生生物に住人を食われ、生きる理由や大切なものさえ奪われていくファプタですが、憎悪が消える瞬間はとても感涙に震えるシーンだったと思います。
フィギュアの美しい造形からはそんなシーンでさえ思い出させてくれる力があります。

このフィギュアの見逃せないポイントは白いモフモフ部分に施された特殊加工です。
たいていのフィギュアはほとんど表面をツルツルに仕上げてしまうものですが、ファプタのフィギュアはよりリアルさを表現するために毛並みをフロッキー加工で再現しているんですね。
褐色の肌とコントラストが生まれてより原作に近いファプタが立体になっているのは嬉しいものです。
さらに深紅の爪部分も絶妙に光沢のある素材が使われており、ファプタの神々しさをアップさせています。
こんなふうに飾る前も飾ってからも見ごたえのあるフィギュアは眺めていてもとても楽しいですし、ファプタに思い入れのあるファンならなおさらですね。

さらに台座はファプタらしい水面が波打つほどの神々しい力を放つ様子が再現されており、台座と一緒にファプタのフィギュアを飾ることでファプタの力強さが伝わってくるものとなっています。
レグに腕や耳などの体の一部を引きちぎって渡すほどグロイことを平気でやってしまうファプタですが、いつかこれまでの恨みや怒りが報われるほど幸せになってほしいものです。
作中で何度も見せた女の子のように愛らしい表情に憎悪にまみれた獣のような表情、そのどちらもファプタを形作る大切な要素ですが、フィギュアを自宅に飾ることでいつでもそんなファプタの魅力を満喫できるようになるのがいいですね。
作中の多くは胸が痛くなるような過酷なシーンが多いですが、レグとの仲睦まじい平和なシーンはメイドインアビスの中でも貴重な癒されシーンでもあります。
そんなふうにたくさんの印象的なシーンに登場したファプタですので、ぜひお家でもファプタの姿を存分に眺めてメイドインアビスへの愛を深めてもらえたらと思います。