明暗のバランスが絶妙な魔女の旅々より主人公イレイナが原作本イラストをもとにフィギュア化！

今では小説投稿サイトの盛り上がりもあることで、ちょっとしたライトノベルブームが続いていますが、「魔女の旅々」はそんな数々のライトノベルの中でも独特のストーリーを展開しており、多くの読者を惹きつけている作品だと思います。
基本的に一話完結型というストーリー展開を特徴としており、画風からほのぼのファンタジーかと思いきや、衝撃的なシリアス展開も含まれるというなかなか緩急の激しい作品だったりしますよね。
最初の1話、2話くらいまではイレイナが魔女になって冒険をしていく日々が描かれているのですが、3話あたりから早くも不穏な空気が流れてくるので、ついつい続きが気になって一気見してしまうと思います。
魔女の旅々は今もまだ完結しておりませんし、つい最近原作小説の20巻が発売されたことで、続きを楽しみにしていたファンにとっては嬉しい供給が続いていますね。
そんな人気作魔女の旅々から主人公のイレイナがクオリティの高いフィギュアとなって立体化されることが決まりましたので、ご紹介していきたいと思います。

大手メーカーの技術で繊細な部分まで再現

魔女の旅々はもともと書籍が原作ですが、今となっては漫画やアニメなど様々な展開がされる作品となりました。
原作ももちろん面白いのですが、アニメだと音や声、豊かな表情なんかも加わるので、よりイレイナへの可愛さを感じるようになりますよね。
一人で百面相しているのがアニメのイレイナの魅力なので、ひたすらに可愛いお気に入りのシーンがきっとあるはずです。
そんなイレイナですが、今回またフィギュアとなって立体になってしまいましたね。
イレイナはものすごい人気のためなのか、もちろんこれまでにもいろいろな造形でフィギュア化されてきましたが、今回は大手メーカーであるグッドスマイルカンパニーさんの本気が見れますよ。
イレイナのフィギュアは、なぜかかなり造形師さんによって作風がガラッと変わりますよね。
今回のイレイナはキレイめ、繊細な仕上がりになっており、キャラクター原案を手掛けているあずーるさんの描く世界観にも近いものがあるのではないでしょうか。

魔女の旅々の楽しみの一つは、原作小説が出るたびに表紙のイレイナが毎回違った衣装を着たイラストになっているところだったりします。
これまでにも表紙のイレイナのイラストをもとにフィギュア化がされてきましたが、今回のイレイナはどうやら17巻の小説の表紙がもとになっているみたいですね。
フィギュアの造形の中には入っていませんが、立体となったイレイナの後ろには小説の表紙のような青く広がる空と入道雲、そして山吹色に咲いた花が見えるくらいリアルな仕上がりですね。
イレイナのお顔や雰囲気はどうしても造り手の方に左右されてしまうものですが、かなり綺麗で可愛いイレイナになっているように感じます。
これなら「ため息をこぼしてしまうほどの美貌の魔女は一体誰でしょう？そう、私です」って言っても間違いじゃないくらいの美少女だと思うのですよ。
こんな澄ました顔をしていますが、内心ではいくつも「そう、私です」構文をかまし、ドヤ顔をしているはずなので、フィギュアのイレイナも綺麗に飾ってあげたいですね。

それにしてもよくよくいろいろな角度から見てみると、装飾からアイテムまでかなり細かいところまで作りこみが及んでいるのがわかります。
さすがのグッスマさんと片付けてしまうのはもったいないくらい、スケールフィギュアだからこそ堪能できる情報量です。
角度を変えないと見えませんが、実は手に持っている地図もしっかりと再現されており、イレイナが冒険する魔女の旅々の世界をリアルに感じることができるんですね。
お金に汚かったり、腹黒だったり、謎に上から目線だったりと一般的に見れば全然可愛げのない性格をしているイレイナですが、実はなんだかんだいっても優しい心が根っこにあったりするところを見るとあぁ可愛いなぁと思っちゃいますよね。
まぁそんなんだから、女の子からもモテちゃうんでしょうね。
そんなみんなが思わず好きになっちゃうようなイレイナの魅力がフィギュアからも伝わってきますね。

今回のフィギュアはフィギュア好きなら一度は目にしたことがある大手のグッドスマイルカンパニーさんが手掛けていることもあり、安心感がやっぱり違いますよね。
お気軽にポチっちゃうような価格帯ではないかもしれませんが、大好きなキャラだからこそ立体となったお姿は高いクオリティで拝みたいと思っているファンにとっては非常に嬉しい供給でもありますね。
魔女の旅々を見ていく中で、ハートフルなお話があったり、消化しづらいような胸糞展開があったりと常に読者の心はジェットコースターに揺られているようですが、最後にいきつくのは結局イレイナ可愛いだったりすると思うのです。
やや幼く見えたり、大人びて見えたり、年相応に見えたりといろいろな面を見せてくれるイレイナにいつの間にか心が惹きつけられているものだと思いますが、そんなイレイナだからこそフィギュアとなっても大きな癒しをくれるものだと思います。
魔女の旅々を初期から追いかけている方も、最近イレイナの魅力に落ちた方も、ぜひあずーるさんの描く世界を立体にしたイレイナをお迎えしてお手元で楽しんでほしいと思います。