楽プラスナップキットがここまで変わる!ディスペイ ウォッシュフリーエアブラシでボディのみ塗装!

「楽プラは素組みでも十分楽しめるけれど、もう少しリアルな仕上がりにしたい。」
そんな方にオススメなのが、ディスペイ ウォッシュフリーエアブラシです。
一般的なエアブラシは、使用後にカップやノズルの洗浄が必要で、初心者には少しハードルが高いイメージがあります。一方、ウォッシュフリーエアブラシは洗浄の手間を大幅に減らせることをコンセプトにした製品で、「手軽にエアブラシ塗装を始めたい」という方から注目されている商品。
▼ウォッシュフリーエアブラシについて詳しくは過去記事をご覧ください
【レビュー】カップの洗浄不要で使えるエアブラシ/ウォッシュフリーエアブラシ(DSPIAE)
そこで今回は、アオシマ 楽プラスナップキットのボディのみをウォッシュフリーエアブラシで塗装し、
・きれいに塗れるのか
・仕上がりはどのくらい変わるのか
・塗装上の注意点
を詳しくレビューします。
今回使用するもの

・ウォッシュフリーエアブラシ(ディスペイ)
・ウォッシュフリーエアブラシ専用ボトルキャップ5本入り
・楽プラ スナップキット No.20-RR フォルクスワーゲン ビートル(ルビーレッド)
・楽プラ スナップキット フォルクスワーゲン ビートル(リードグリーン)
・XG-901 クリアコート(光沢) 50ml 水性プレミックス塗料
・XG-102 メカレッドⅡ 50ml 水性プレミックス塗料
・XG-301 リアルグリーンⅠ 50ml 水性プレミックス塗料
・調色スティック
・メテオ2(※卓上コンプレッサーのみ使用)
・マスク 2pcs
・塗装ブース(屋外で使用するなら、簡易ブースでもOK!)
・ニトリル手袋(100円ショップで購入)
※水性プレミックス塗料はお好みの色をお選びください。
※水性プレミックス塗料を2種使用する場合であれば、ウォッシュフリーエアブラシに専用ボトルが2本付属するため、「ウォッシュフリーエアブラシ専用ボトルキャップ5本入り」は必要ありません。
楽プラスナップキットのボディを実際に塗装する
塗装前のボディは、画像のように表面がツルツルとしていて成形状態も良好です。そのまま組み立てても十分きれいですが、やはりプラスチック特有の質感は残っています。


今回はサーフェイサーの水性プレミックス塗料は使用せず、そのまま塗りたい色で塗装してみました。
実際に塗装してみると、プレミックス塗料は隠ぺい力が高く、下地なしでもしっかり発色します。また、プラスチックへの密着性も良好で、塗膜の食いつきに不安を感じることはありませんでした。
ただし、一つ注意したい点があります。それは塗料の乾燥時間が比較的長いことです。
プレミックス塗料は水性塗料のため、ラッカー系塗料のように短時間で完全乾燥するわけではありません。乾ききる前にボディへ触れてしまうと、指紋が付いたり塗膜が傷んだりして、せっかくの仕上がりが台無しになることがあります。
▼思いっきり手で持って塗装していますが、リスキーです…。

塗装中はボディを直接手で持たず、塗装クリップやカーペインターHANDLEなどを使用して作業するのがおすすめです。
▼塗装後のボディ


プラスチック感は薄れて、ボディ全体の印象が落ち着きました。
ボディにクリアコート(光沢)を吹く
ボディカラーを塗装したら、最後の仕上げにクリアコート(光沢)を吹いていきます。
ディスペイの水性プレミックス塗料には、光沢・半光沢・つや消しの3種類のトップコートがラインアップされています。今回はボディのツヤを引き立てる「クリアコート(光沢)」を使用しました。
今回は2台のビートルで吹き方を変えて仕上がりを比較してみました。ルビーレッドのボディには全体がうっすらとコーティングされる程度に薄く吹き付け、リードグリーンのボディには、塗膜が垂れる直前の「テロテロ」とした状態になるまで厚めに吹いています。
その結果、厚吹きしたリードグリーンのボディはツヤ感が大きく向上しましたが、一つ失敗もありました。乾燥する前にボディへ触れてしまい、画像のように指紋(スタンピング跡)が付いてしまったのです。 しかもクリアコートだけでなく、その下のボディカラーの塗膜まで傷めてしまいました。

クリアコートは厚吹きすると塗装面が乾くまで時間がかかるため、吹き付け後は特にボディへ触れないよう注意が必要です。完全に乾燥するまで触れないようにすると失敗を防げます。
なお、今回のスタンピング跡は、傷んだ部分に再度リアルグリーンを吹き、その上からクリアコートを重ねることで問題なくリカバーできました。
あとは十分に乾燥させ、各パーツを組み付ければ完成です。ルビーレッドはクリアコートを薄く吹きましたがゆず肌のようになりあまり美しい光沢はでませんでしたが、リードグリーンはクリアコートを厚く吹いたおかげで、深みのある美しいツヤに仕上がりました。


まとめ

今回使用した水性プレミックス塗料は、下地なしでも十分な隠ぺい力があり、プラスチックへの密着性も良好です。さらに、クリアコートを重ねることで、パチ組みでは味わえない深みのあるツヤと質感を手軽に楽しむことができました。
一方で、水性塗料ならではの乾燥時間の長さには注意が必要です。乾燥前に触れてしまうと塗膜を傷める原因になるため、持ち手棒や塗装クリップを活用し、しっかり乾燥させながら作業を進めることがきれいに仕上げるポイントです。
「楽プラをもう少しリアルに仕上げたい」という方には、ウォッシュフリーエアブラシでボディ塗装はかなりオススメです!
楽プラは組み立てるだけでも十分楽しめますが、ひと手間かけて塗装することで完成度は大きく向上します。ぜひ本記事を参考に、自分だけの一台を仕上げてみてください。
それでは、また来週!
