釣り漫画の先駆け！自然描写が素晴らしすぎる名作「釣りキチ三平」から50周年を記念してド迫力のスタチューフィギュアが登場！

釣りというと、昔は人気の趣味だったけどだんだんと少なくなっているイメージがありますが、釣りがテーマの漫画やアニメはまだまだ登場していますよね。昭和・平成の時代では釣りは趣味の1つとして広く親しまれていたからか、有名な作品がいくつかありましたね。特に実写映画が20本も作られた「釣りバカ日誌」は原作漫画を呼んだことが無い人でも知っている有名な作品の1つではないでしょうか？釣りバカ日誌は1979年からいまだに連載が続く超長寿作品です。

そして釣り漫画といえば忘れてはならないのが「釣りキチ三平」！釣り漫画の先駆けであり、最高峰とも言われている本作。1973年から10年間続いた連載は、世間に「釣り」ブームを巻き起こしたとも言われています。自然派漫画の代表とも言われ、自然の息遣いが聞こえてきそうな描写は、以降の作品に多大な影響を与えました。生みの親、矢口高雄氏は残念ながら亡くなってしまいましたが、限界まで執筆を続けてくださった先生には感謝の念が堪えません。
そんな釣りキチ三平ですが、今年で連載から50周年！！それを記念してド迫力なスタチューフィギュアが造形工房密林より登場しましたのでご紹介します。

自然の描写が素晴らしすぎる釣りキチ三平の名場面を切り抜いた圧倒的迫力のワンシーンを再現

「夜泣き谷の怪物」のエピソードから作られた本フィギュア。三平が釣りあげた瞬間を切り抜いたような大迫力のシーンが再現されていますよね。巨大なイワナ「左膳岩魚」を釣りあげるためだけに用意されためちゃくちゃ長い釣り竿。釣り竿の常識を大きく外れた釣り竿の長さはなんと9メートル！商品サイズに「竿先迄」と書かれるのは本商品だけでは無いでしょうか。カメラのフレーム収まらないのも納得です。釣りあげた瞬間の歓喜の表情も生き生きとした感情が伝わってきます。

キャラクター以外にも細部へのこだわりを感じる本商品。岩場や木々もリアルになりすぎない漫画表現に押しとどめられており、どちらかが浮いてしまわないようにバランスの取れた造形になっているように思えます。山へ分け入った先の夜泣き谷。そこで出会った巨大イワナ。釣りキチ三平は、矢口高雄先生の実話が基に作られているとのこと。そういうところへ赴いたことがないので少し憧れてしまいますね。自然に囲まれた環境で、ただただ魚と向かい合う。釣りというのはなんとも趣のあることでしょうか。夜泣き谷のイワナは狸を襲うほどかなり狂暴みたいなので、左膳岩魚でなくとも釣りのし甲斐がありそうです。

ポイントへ餌を投げ入れるだけでも一苦労の左膳岩魚。喰らいついてからも死闘があったのだとうかがい知れます。「1メートルをゆうに超える」という噂も頷けるほどの大迫力のシーンは、釣りキチ三平ならでは。漫画の描写からはもちろんですが、このフィギュアの写真からその迫力は伝わっているのではないでしょうか。三平の腰元までにも届きそうなその全長。釣り人であればぜひともお目にかかりたいサイズなのではないでしょうか。跳ねる水しぶきからは、尾びれの力強さも感じられますね。

釣りキチ三平は、漫画としての面白さの他にも、釣りの教科書にも役立つとも言われてるいます。最近でも漫画やアニメがきっかけでキャンプを始めたという話を沢山聞きますが、当時漫画を読んで釣りの楽しみに目覚めたという方もきっと沢山いるのでしょうね。生活に影響を与えるほどの作品に出会えるのは幸せな事ですよね。
今でも根強いファンのいる作品「釣りキチ三平」のスタチューフィギュア。魚拓と合わせて飾ってみてはいかがでしょうか。