第三の攻殻機動隊と呼ばれた作品の素子を完全再現！ 大き目サイズが好評のPOP UP PARADEより「草薙素子 S.A.C.ver. L size」が登場です！
2026年にサイエンスSARUによるテレビアニメシリーズ開始が発表された攻殻機動隊。
SARUが作るの独特な雰囲気のアニメが大好物な自分なので、攻殻機動隊のあの世界観がどのように表現されるかに加えて、ディザービジュアルで原作絵が使用されていたので、念願の士郎正宗テイストのアニメ化になるか、いまから非常に楽しみです。
思えばずいぶんと息の長い作品になった攻殻機動隊。
まず士郎正宗氏の原作マンガの攻殻機動隊があり、そこから世界的に有名な押井守監督の映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」が生まれ、不動のコンテンツが確立しました。
そのどちらとも違うキャラクターやストーリーの設定でスタートしたのがテレビアニメシリーズの「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」。
それ以降も、イノセンスであったりARISEであったりなど、いつの時代も新しい作品が作り続けられています。作品をさかのぼって観ていくと作中では未来のテクノロジーとしての表現されていたものが、2024年の現代に近づいている部分もあり、非常におもしろい発見もあります。
その中で今回ご紹介するのは第三の攻殻機動隊と呼ばれる「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」で活躍した草薙素子のフィギュア、「POP UP PARADE 草薙素子 S.A.C.ver. L size」。
事前に届いた近未来なイメージ画像とともにどうぞごらんください。
今回のメインアングル。
作品それぞれでキャラクターデザインが異なりますが、よく観ていたのが笑い男事件なので、個人的にはシリーズ通してもこの少佐のデザインが一番しっくりきます。
未来的な格好に不釣り合いな昭和時代の刑事（デカ）を思わせるジャンバーの組み合わせがすばらしい。
後ろ姿。
こちらと合う目線や隠れる口元、少しだけのぞく銃口など。おそらくですが原型師さん的に、この背中からのアングルをデフォとして制作されたのではないかと思います。
正面。
少佐を女性キャラとして見ることはもうできないので、なんとも思いませんが、改めて見るとなかなかにいろいろとキワドイライン。しかし、このアンバランスであり得ないファッションパーツの組み合わせが、攻殻機動隊という世界に違和感としてマッチングしているので、ギリギリの格好だろうと、やはりカッコイイという感想になります。
アップで。
この白目部分の少し広いデザインがS.A.C.でたぶん1stGIG ver.でしょう。2ndGIGになるとまたもうちょっと目の雰囲気が変わりますからね。
あと個人的な要望としてはもうすこし、唇がポテッとしていた方がよりS.A.C.verとぽかったかなと思います。
とはいえ、この角度のアップでわかる腹筋の割れっぷりを表現する陰影や胸の肌と服部分のわずかにある隙間など、細部へのこだわりは間違いなく、POP UP PARADE。さらに今回はL sizeというシリーズにふさわしいハイクオリティなフィギュアとなっています。
最後に加工なしのものを。
背景や照明などピカピカした感じの方が世界観には合いますが、シックな雰囲気もフィギュアとしての造形の良さが際立ちます。なにもせず、普通に飾るだけでも十分に楽しめそうです。
以上になります。
これを機にひさしぶりに笑い男事件と個別の11人事件のそれぞれまとめたものを視聴しましたが、すでに20年前の作品であるにもかかわらず全く見劣りしません。
インターネットが当時よりも身近になり理解が深まったはずの現代でも理解できない・超えられていない表現などが多くあり、作品として長く愛される理由を改めて感じ取ることができました。
そしてやはりOriga氏の2ndGIGのオープニングは至高です。
こちらの「POP UP PARADE 草薙素子 S.A.C.ver. L size」は今年12月発売予定。予約締切は2024年7月8日までとなっております。
ひさしぶりに思い出したこの感覚をこのままに、これは発売までにもう一度1st・2nd通して観なければいけませんね、STAND ALONE COMPLEX。
商品データ
POP UP PARADE 草薙素子 S.A.C.ver. L size
- メーカー Max Factory（マックスファクトリー）
- 著作権表記©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会
- 原型制作 シャイニングウィザード＠沢近（マックスファクトリー）
- サイズ 全高/約220mm
- スケールノンスケール
- JAN 4545784043929