2D横スクロールRPGの最高峰オーディンスフィアレイヴスラシルからグウェンドリンのスケールフィギュアが発売決定！

知る人ぞ知るゲームの名作に『オーディンスフィア レイヴスラシル』がありますが、2DアクションのRPGの中では傑作とも言われているほどの内容になっています。
北欧神話を元にした世界が舞台となりますが、まるで絵本を読んでいるかのような神秘な雰囲気と溜息が出るような美しい2Dグラフィックがたくさんのプレイヤーを楽しませてきたことと思います。
このゲームの特徴はとにかくストーリーにこだわっており、最後まで読み進めたときには壮大な全貌が見えるような仕掛けになっているのもとても面白いですよね。
それぞれのストーリーには5人の主人公がそれぞれ話を紡いでいき、それが最後に大きな一つの物語へと繋がっていく様は圧巻とも言えますよね。
そんなふうにゲームの中で感動が味わえるオーディンスフィアレイヴスラシルですが、主人公の一人であるグウェンドリンが1/7スケールでフィギュア化されることが決まりました。
これまでにも様々な形でグウェンドリンのフィギュアはリリースされてきましたが、ここまで造形と彩色にこだわったものはなかなかないほどの完成度で製作されておりますので、その内容をご紹介していきたいと思います。

童話のようなゲームの世界観を壊さない圧倒的な造形美

グウェンドリンといえば、ゲーム内に登場する主人公の一人で北の王国ラグナネイブルの次女として生まれた強くて美しいヴァルキリーですよね。
氷のような鋭い槍に鳥のような青い翼を持っており、美しく滑空する姿は本当に鳥のような舞いを見せる本当にオーディンスフィア レイヴスラシルにふさわしい主人公の一人です。
北欧神話がもとになっているだけあり、登場する主人公たちもみな人間離れしたような神々しい雰囲気があるのですが、そんな雰囲気を見事にフィギュアという立体の形で表現したのが今回のグウェンドリンのスケールフィギュアです。
今回のフィギュアを手掛けたのがプライム1スタジオというメーカーですが、限定数を制限して製造したりする代わりにとてつもなく高品質なフィギュアを数多く手掛けてきたメーカーなのです。
好きなキャラクターがたくさんいるから手頃にたくさん並べたい時よりも、大好きなキャラクターだから至高の技術をこれでもかと詰め込んだ最高品質のフィギュアが欲しいと思ったときに、プライム1スタジオはその要望に応えてくれるようなメーカーだと思っています。

今回のスケールフィギュアはとにかく彩色にこだわりを見せています。
グウェンドリンは王国の姫でありながら戦いに身を捧げるワルキューレであり、強さと美しさを兼ね備えた戦士ですよね。
そんなグウェンドリンをゲーム内のグラフィックにも劣らない精巧さで表現するために、数え切れないほどの色彩を使ってグウェンドリンの美しさを引き立てています。
特にグウェンドリンのアイデンティティである青い鳥の羽にはいくつものグラデーションが重ねられ、童話に出てくる青い鳥のような幻想的な雰囲気を作り出していますね。
ゲーム内のストーリーでは、ロミオとジュリエットのような切ない恋や親子愛に苦しむ様が描かれており、強く美しい彼女の背景にはとてもつらい現実があることをゲームを通して知っていくことになるんですよね。
そんな世界に翻弄されながらも愛とは何か、自由とは何かと考えさせられる深いストーリーにはとても感動しますし、余韻に浸っているときにグウェンドリンのフィギュアを眺めているとまだまだオーディンスフィア レイヴスラシルの世界の中にいるような気さえしてきます。

フィギュアの命とも言えるお顔ですが、溜息がでるほど可愛く造られています。
グウェンドリンといえば、親子愛に苦しみ悲しむ顔や少女のように頬を染める顔、そして戦士のように鋭く敵を見据える顔などいろいろな表情を見せてくれる子ですが、そのお顔はどれもとても美しいものですよね。
今回のフィギュアの造形では、艶っぽさを感じさせるアンニュイな表情を演出していますが、ゲーム内で見られるグウェンドリンの魅力をぎゅっと凝縮して感じられる造形になっているのではないでしょうか。
顔に寄せたグレイプの実はゲーム内でもツルに生った様子を見ることがあると思いますが、立体の形になるとより美味しそうに見えますね。
グウェンドリンだけでなくゲーム作内に登場するアイテムも非常にリアルに造られているため、フィギュア全体がオーディンスフィアレイヴスラシルの世界を飛び出したかのような臨場感を感じられる作品となっています。

プライム1スタジオのフィギュアは人物そのものだけでなく、台座の隅々に至るまで細かい作りこみがされているのが特徴です。
グウェンドリンの出身国であるラグナネイブルは、自然豊かなエリオン大陸にあるわけですが、ゲーム内でも木々や植物、空などの描写がとてもキレイでしたよね。
そんな美しいエリオン大陸の自然が透明感あふれる形になってグウェンドリンの周りを飾っており、特に葉からしずくが滴り落ちる様は広大な自然の一瞬を切り取ったようで溜息が出てしまいそうです。
台座には水辺に波紋が浮かんでおり、今まさに自然が息をしているかのような生き生きとした様を表現しています。
オーディンスフィア レイヴスラシルはトゥルーエンドから祝福エンド、そしてバッドエンドといくつも終焉が分岐していくようになっていますが、どのエンディングを迎えたとしても物語としての余韻がすごいですよね。
グウェンドリンのスケールフィギュアは深く余韻に浸っているときこそ眺めてあげることでよりストーリーの深さを考えるきっかけにもなりますし、美しい戦士がいつでも目の届くところにいてくれるのはファンとしてとても嬉しいものです。
ぜひグウェンドリンのスケールフィギュアでオーディンスフィア レイヴスラシルの世界を自宅でも楽しんでほしいと思います。