東雲うみプロデュースカラー「東雲グリーン」をレビュー!ザクプラくん&ソビエト戦車 T-55を塗装

今回は、モデルカステンカラーの「SU-3 東雲うみプロデュースカラー 東雲グリーン」をレビューします。
塗装に使用したのは「ザクプラくんDXセット」と「1/48 ソビエト戦車 T-55」の2キット。同じ塗料でも、下地の色や塗り方によって仕上がりはどのように変わるのでしょうか。まずはスプーンで試し塗りをし、実際のキットにも塗装します。
東雲グリーンの色味をチェック!

東雲グリーンは、東雲うみさんプロデュースのカラー塗料。実際に塗装してみると、やや青みがかったグリーンといった印象です。

下地による発色の違いを確認するため、白・グレー・黒の3色で下地を作ったスプーンに塗装してみました。白下地ではエメラルドグリーンのような鮮やかで美しい発色に。一方、下地がグレー、黒と暗くなるにつれて青みが強くなり、色味も暗く、彩度が抑えられていきます。下地の色を使い分けることで、様々なジャンルのキットに活用できそうです。
ザクプラくんDXセットを東雲グリーンで塗装
まずはザクプラくんDXセットから塗装していきます。下地にはオキサイドレッドのサーフェーサーを使用しました。

今回は下地が隠れるように、東雲グリーンをしっかりと吹き付けています。東雲グリーン1に対して薄め液1.5の割合で希釈して使用しました。


下地が隠れるように塗り重ねましたが、発色には下地の影響も表れます。今回はオキサイドレッドを下地に使用。赤は東雲グリーンの補色にあたるため、鮮やかさを保ちながらも、少し暗く重厚感のあるグリーンに仕上がりました。ザクの装甲色としても相性がよく、メカらしい雰囲気を演出できる色合いだと思います。
1/48 ソビエト戦車 T-55を東雲グリーンで塗装
続いて、1/48 ソビエト戦車 T-55を塗装します。こちらはオキサイドレッドとブラックのサーフェーサーを下地に使用しました。

ザクプラくんとは塗り方を変え、下地の色を活かしながら東雲グリーンを薄く吹き重ねていきます。東雲グリーン1に対して薄め液2の割合で希釈して使用しました。
戦車の場合、車体全体を均一な色でべったりと塗ってしまうと、どうしても塗装しただけのような人工的な印象になりがちです。そこで、オキサイドレッドやブラックの下地が部分的に透けるように塗り重ねてみました。

すると、グリーンの中に下地の色が加わり、単色塗装でも深みのある風合いに。下地の違いによって色の変化も生まれ、戦車らしい重厚な雰囲気に仕上がりました。

▲車体前部の下地はオキサイドレッド。色が乗りすぎてしまった部分はグリーンが鮮やか過ぎてややチープに感じます。

▲車体後部の下地はブラックがメイン。東雲グリーンの青みが強調され、重厚感ある仕上がりです。

同じ東雲グリーンでも、下地を隠すように塗ったザクプラくんとは、かなり印象が変わります。塗料そのものの色味だけでなく、下地をどの程度見せるかによって表現の幅が広がるのも東雲グリーンの面白いところです。
まとめ

東雲グリーンは、やや青みがかったグリーンのカラーでした。隠ぺい力が低いわけではにですが、下地によって印象はかなり変化します。
ザクプラくんには塗料の色味をしっかり発色させることで、重厚感のある機体カラーとして活躍。一方、T-55には下地を活かしながら薄く塗り重ねることで、深みのある仕上がりを楽しめました。
同じ塗料でも、塗り方次第で異なる表情を見せてくれる東雲グリーン。ロボット系のキットはもちろん、戦車などのミリタリーモデルにも使い方次第で面白い表現ができるカラーです。ぜひ、下地の色や塗装方法を工夫して、自分好みの仕上がりを探してみてください。
それでは、また来週!
